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内臓を休ませて美人力を高めよう!

楽天レシピ デイリシャス 2016年1月9日 7時0分

胃腸にも働く時間が決まっている!?

私たちは朝起きて日中に活動し、夜になると休むといったリズムで毎日生活していますが、実は胃腸にも活動時間と休養時間があります。

胃は交感神経によって活動リズムが決まるため、朝からお昼にかけて活動がピークになり、夕方以降はだんだんとお休みモードになります。そのため夜遅くに食べることは胃へ残業を押し付けているようなものなのです。仕事量が増えてしまった胃は消化が追い付かず、結果として胃もたれや消化不良、口内炎や肌荒れの原因となります。

腸は副交感神経によって活動リズムが決まりますので、夜、リラックスをしているときに活動が盛んになります。夜型の生活や忙しくてゆっくり休む暇がない、睡眠時間が短くリラックスできる時間が少ないという方は腸の動きが満足に活動できず便秘や肌荒れといった不調の原因となります。

胃腸の環境を整えてインナービューティを!

食べ過ぎてしまったな、という時は胃腸に負担をかけない生活を心掛けることが一番です。そのためのポイントは2つあります。

まずは食事の時間を決めること。
胃の活動時間は午前中からお昼にかけてピークになりますので、朝食、昼食はしっかりと食べましょう。夕方以降は胃の活動が低下しますので、夕食は軽めに済ませること、そしてできれば20時までには食べ終えることが理想です。
食事の時間を決めることで身体のリズムが整いやすくなりますので、内臓が活動しやすい環境づくりに役立ちます。

2つ目は消化に良い食べ物を選ぶことです。
香辛料が多いものや脂っこい食事は胃腸への刺激が強く負担が大きくなるのでNGです。また、生野菜に含まれる食物繊維は硬く、胃への負担が大きくなります。

温かいスープやおかゆがおすすめ!

胃の負担を軽くするためには、温かい食べ物やスープ、おかゆなど消化に良いものがオススメです。野菜は煮物やポトフなどしっかり煮込む料理だと食物繊維が柔らかくなり胃への負担も軽くなります。また、よく噛んで食べることで胃への負担が軽くなりますので、ゆっくり時間をかけて食べることも大事なポイントです。

内臓の活動時間に合わせてバランスの良い食事を摂ることで栄養を摂り入れ、吸収、そして余分なものを排出するという流れがスムーズにできダイエットや美肌へとつながるのです。

(テキスト: 磯村 優貴恵)

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