日本が誇る名産品・緑茶。産地と言えば静岡や京都が有名どころではありますが、北は秋田から南は沖縄まで、実に幅広い地域で栽培されているんです。
一般的には2/4の立春から数えて八十八夜となる88日目に摘みとなる5月初め頃が収穫期とされています。その年に初めて収穫されるお米が「新米」と呼ばれるように、茶葉も「新茶」と呼ばれるんですね。この時期に収穫される茶葉は香り・味・栄養価ともに最高品質!もしおいしい新茶が手に入ったなら、その美味しさを引き出す上手な淹れ方で味わいたいですね。
おいしいお茶の淹れ方
お茶をおいしく淹れるポイントを絞るとすれば3つ。
・お湯の温度
・蒸らす時間
・注ぎ方
1つ目はお湯の温度です。沸かしたてのお湯は熱すぎるので、茶葉に豊富に含まれるビタミンCを壊すだけでなく苦味まで引き出してしまいます。沸騰後は湯呑みにお湯を入れた後、そのお湯を茶葉を入れた急須に注ぐと、70℃程度の適温となります。
2つ目は急須にお湯を注いだ後は、およそ1分ほどじっくりと蒸らしの時間を作ること。ゆっくり茶葉を開かせ、旨みを存分に引き出しましょう。3つ目は人数分を均等に注ぐ際、急須に残さないように最後の1滴までしっかり出し切ることです。
お茶のおいしいエキスをたっぷりいただいて、素敵なブレイクタイムにしてくださいね♪