海外旅行中は、日常では食べられないものや、その土地ならではのおいしいものを食べられるので、食事も旅行の楽しみの1つになりますよね。しかし、だからといって何も考えずになんでも食べてしまっては太ってしまいますし、とくに欧米系の食事は、胃もたれなどの不調になる場合がありますよね。
旅行前の食事と、機内食の選び方
旅行中においしいものを心配なく食べるためには、旅行前に太ってしまうという事態や胃腸の不調は避けたいものです。旅行前には、和食を中心としたヘルシーな食事を心がけましょう。特に、ごはんを中心として、味噌汁や納豆、旅行中に不足しがちな野菜などを意識してとると、腸内環境もよくなるのでオススメです。
また、航空会社によっては、事前に申し込みをすると、低脂質食や低カロリー食を選ぶことができるので、機内食はヘルシーにしたいという方は、ぜひ調べてみるとよいでしょう。
朝食をヘルシーに済ませるのがポイント
旅行中は、昼と夜の食事でカロリーが多くなりがちなので、朝食でカロリーや栄養バランスを調整することが大切です。朝食がバイキングの場合は、フルーツやヨーグルト、サラダなどの野菜、牛乳などから選びましょう。これらは、旅行中の食事で不足しがちなビタミンやミネラルが豊富でカロリーも低めなので、おすすめです。
パンを食べる場合は、脂質の多いデニッシュ系やクロワッサンなどは避け、全粒粉のパンやハード系のパンを選ぶ方がカロリーが低くなります。また、スクランブルエッグなどは、油が大量に使われている可能性があるので、注意が必要です。ソーセージやベーコンなどの肉の加工品も、脂質が多いのでなるべく選ばない方がよいでしょう。
日本食を工夫して持ち込むこともできます
海外旅行中には、なかなか食べられない日本食が恋しくなることもありますね。日本から、粉末スープや即席みそ汁、カップ雑炊などを持ち込むのもよいですね。部屋に電気ポットがなくても、ホテルによってはフロントにお願いすると、お湯を部屋まで持ってきてくれる場合もあるので、事前によく調べておくとよいでしょう。
ただし、国によっては、肉エキスの入っているものは持ち込めなかったり、機内に持ち込み禁止のものもあるので注意が必要です。他にも、海苔や梅干し、緑茶のティーパックなどの持ち込みもおすすめです。
(テキスト:岡田 あや)