学生時代とは生活スタイルが大きく変わる新社会人。一人暮らしを始めたり、付き合いでの外食が増えたり、食事スタイルが大きく変わる人も多いでしょう。
社会人は健康管理も仕事のうち。身体を作るのは日々の食事ですので、今のうちに健康的な食事のコツを身につけておきましょう!
まずはバランス!
炭水化物・たんぱく質・野菜の3つを毎食揃えることがポイントです。
「炭水化物」は主に身体を動かすエネルギー源となり、ご飯やパン、麺類に多く含まれます。
次に、「たんぱく質」は、主に筋肉や臓器、ホルモンや酵素を作るのに使われ、肉や魚、卵、大豆製品などからとることができます。
最後に、「野菜・海藻・きのこ」等は、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、身体の調子を整えるために積極的にとりたい食材です。
炭水化物・たんぱく質・野菜の3つを簡単に揃えられるのが、定食スタイルのお食事です。ご飯・肉や魚などのメイン・野菜のおかずといった3品が揃えば、ひとまずOK。汁物があると、尚良いですね。
一方、忙しいビジネスマンがよく選ぶ麺類や丼などの一品料理は、どうしても野菜が不足しがちです。ネギをたっぷりトッピングする、野菜のおかずを1品つける等の工夫で、バランスアップを目指しましょう。
もちろん、コンビニ食でもバランスをとることは可能です。いつもおにぎりだけ、パンだけという人は、身体作りのために一工夫してみませんか?
例えば、たんぱく質の豊富なゆで卵や唐揚げ、そして、具だくさんのスープや味噌汁、サラダ等をプラスできれば、グンとバランスがアップしますよ。
朝食習慣で仕事力アップ?!
時間に余裕がなくなってくると、つい疎かになるのが朝食。
朝食をとるメリットはいくつも挙げることができますが、寝ている間に低下した体温と血糖値を上げ、身体のスイッチを入れる、というのが大きなポイントです。午前中、なかなか仕事の効率が上がらないという人は、朝の習慣を見直してみてはいかがでしょうか。
バランスの整った朝食がベストですが、まずはエネルギー源を補給できるご飯やパン、バナナだけでも食べる習慣をつけることをおすすめします。
(テキスト:尾上 雅子)