最近巷のカフェでも定番メニューになりつつある、フランス風のホット・サンドイッチ「クロック・ムッシュ」と「クロック・マダム」。その違いって分かりますか?
まず、「クロック・ムッシュ」について簡潔に説明すると、クロック・ムッシュとはハムとチーズをサンドしたトースト・サンドイッチのこと。“クロック”は“かりっとした”という意味の仏語ですから、その名の通り香ばしくバターが香るトーストの中に、ふくよかなチーズの風味とハムの味わいがお見事!な逸品です。小粋なパリジェンヌに人気の朝食であるのも納得ですね。
さて、「クロック・マダム」はどんなお料理なの?
実は、「クロック・ムッシュ」の上に目玉焼きをのせたのが、「マダム」なのです。「クロック・ムッシュ」には仕上げにベシャメルソース(ホワイトソース)をかけるのがお決まりですが、実は「クロック・マダム」ではペシャメルソースは省かれることが多く、目玉焼きのみです。このほんのちょっとした違いが、パリジェンヌのこだわりなのかもしれません。
本場・パリに思いを馳せながら、明日の朝はフランス風朝食にしてみませんか?「クロック・ムッシュ」、「クロック・マダム」、あなたはどちらの気分?いつもより、ちょっぴりリッチな朝をお過ごしください!