もともと私たちが食べているカレーは18世紀頃にイギリスから伝わってきたもので、インドや東南アジアとは違い、小麦粉でとろみをつけているのが特徴です。その後大正時代に入り、日本でよく収穫されるようになったニンジンやジャガイモなどをたくさん使う現在の日本のカレーのかたちができあがっていきました。
海外のカレーというとタイカレーやインドカレーが浮かびますよね。タイのグリーン・イエロ―・レッドカレーは日本でも人気になってきていますが、この違いは使われている唐辛子の色なんです。辛いのが好きならレッド・グリーン、辛さ控えめならイエローがおすすめです。
そしてカレー発祥の地でもあるインドでも、北ではナンなどを付けて食べるドロッとしたカレー、南ではライスと食べるスープ状のカレーと、国内でも地域により大きく異なります。
調べていくと意外に奥が深い世界のカレー事情。その味わいと一緒にそれぞれの特徴や歴史などを学ぶと、より一層カレー作りが楽しくなるかもしれませんね。