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ナポリタンはイタリアならぬ、横浜発祥だった!元祖ナポリタンの味付けと具材は?

楽天レシピ デイリシャス 2016年6月5日 17時0分

ナポリタンの発祥の地は横浜であるということはご存知ですか?

横浜の山下町にある「ホテルニューグランド」が1945年に連合国軍総司令部将校の宿舎として接収。進駐軍は保存食としてスパゲティーとケチャップを持っていて、茹でたスパゲティーを塩こしょうで味付けし、ケチャップで和えて食べたそうです。

ホテルニューグランドの二代目総料理長の入江茂忠氏がこれに気づき、ホテルにふさわしいメニューにアレンジしました。ホテルとして庶民的なケチャップは使えないという判断に基づき、にんにくや玉ねぎなどが入ったオリジナルトマトソースを使ったナポリタンが発祥しました。今でも、その名残からホテルニューグランドの「ナポリタン」にはケチャップは使われておらず、ピーマンも入っていません!

しかし、ナポリタンといえば、あのケチャップ味が魅力ですよね。当時の横浜市民は米軍文化に興味を持ち、しばらくしたらこのケチャップで和えたスパゲティーは街の喫茶店に広まったと言われています。現在のナポリタンの発祥は横浜の野毛にある「センターグリル」という老舗の洋食屋だとされています。

センターグリルのレシピでは民衆的なケチャップを使用し、彩もよくピーマンを入れました。その後、アメリカへの憧れを象徴する戦後の喫茶店ブームが到来し、少ない材料で簡単に作れるナポリタンは大ヒットでした。

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