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梅雨の時期と言えば梅!旬の梅で「梅シロップ」など作れば真夏で夏バテ防止も完璧

楽天レシピ デイリシャス 2016年6月10日 17時0分

6月は梅の収穫時期に当たります。 梅に雨と書く「梅雨(つゆ)」の語源は、梅の実が熟すころに降り続く雨に由来しており、中国から伝わった言葉だそう。梅の収穫期と思えば、なんとなく雨がちな梅雨も素敵に思えてきます。

じめじめする梅雨から蒸し暑い夏を迎えようとする今、食べ物も傷みやすくなったり、食欲が落ちたりしますが、そんな時に活躍するのが梅をつかったお料理や保存食。しとしと雨の続く日は、お家でゆっくり梅レシピに取り組むいい機会です。

例えば、梅干しや梅ジャムの酸味には食欲増進効果があります。胃腸の働きを活発にし、唾液の分泌を促して消化を助けてくれます。また、梅には強い殺菌力があり、食中毒の防止にも役立ちます。

夏の塩分補給に「梅干し」が最適だった!

たくさん汗をかく夏は、塩分やミネラルが体から失われがちですが、塩気のある梅干しを食べれば効果的に補給できます。梅干しを漬けた際にできる塩分約20%の梅果汁を「梅酢」と呼びますが、疲労回復に役立つクエン酸やリンゴ酸などの有機酸が豊富です。

さらに梅には、動脈硬化や脳梗塞を防ぐ抗酸化作用があるポリフェノールを多く含んでいることが分かっています。梅を加熱すると生成される「ムメフラーム」は、血液をサラサラにする性質を持っているので、加熱して作る梅ジャムや甘露煮のほか、梅干を焼いたりしていただくのも理にかなっている訳です。

今回は健康面を重視した減塩梅干し、黒糖で作るまろやか梅酒、上品なデザートにもなる青梅の甘露煮と、炊飯器で作る簡単な梅ジャム&シロップと、手軽な上に梅醤油もできてお得な青梅の醤油漬けをご紹介します。なお、酸が強いので、調理の際は鍋やボウルは金気のないホーローや土鍋、保存にはガラスやプラスチック製のものを使いましょう。

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