6月19日は父の日。いつも頑張っているパパには、家族のためにもパパ自身のためにもずっと元気でいてもらいたいですよね。しかし、なに?!そのポッコリお腹!忙しくて自分の体がかまえないのは分かるんだけど、健康にも気遣ってほしい・・・と心配しているママも多いのではないでしょうか。
そこで今回はパパのダイエット・生活習慣病予防のコツを紹介します。男性の食事で欠かせない「ボリューム感」や「満腹感」はいつも通りで、毎日の食事をほんの少し変える「食べ方」のコツです。
朝夜:家ごはんのコツ
朝食も夕食もおかずが何であれ、ダイエットに効果的なのは具だくさんの汁物を献立に入れること!季節の野菜やきのこをたっぷり入れた味噌汁やスープは脂肪燃焼の強い味方です。その理由は具に含まれる食物繊維がお腹の中で大きく膨らみ、満腹感を高めてくれるから。特に夕食が夜遅くなるパパには、低カロリーで満足感の得やすい汁物は必須です。
ご飯との相性が良い味噌汁を定番に、ミネストローネやカレースープ、中華スープやキムチ鍋風などでバリエーションを増やしましょう。血圧を気にする方は具多め・汁少なめにすることで塩分を抑えられます。
効果的に食べたい!野菜料理のコツ
野菜はただ単にたくさん食べるのではなく、選び方がポイントです。一食の野菜量のうち、3分の1は色の濃い野菜を選びましょう。色の濃い野菜は血液をサラサラにする抗酸化ビタミンが豊富だからです。コレステロールや肝機能の改善が期待できます。ほうれん草の胡麻和えやブロッコリーのガーリック炒め、トマトのマリネはいかがでしょうか。
昼:外食やコンビニランチのコツ
こちらはパパに意識して欲しいこと。仕事の都合により、ランチはコンビニや外食など選択肢が限られがちですよね。そんな中でもオススメしたいのは、食材の原形に近いものを選ぶことです。ハンバーグよりステーキです。メンチカツよりトンカツです。ネギトロ丼より鉄火丼です。パンや麺より米です。
例えば肉の場合、ひき肉にするとやわらかくなるので噛む回数が減り、早喰いしやすくなります。ステーキのように、よく噛む料理の方が満腹中枢を刺激して食べ過ぎ防止に役立ちますよ。
10年後、20年後も元気な家族でいられるように、ほんの少しのコツでパパの体を健康にしていきましょう!
(テキスト: 松原 郁実)