質の高いたんぱく質が摂れる鶏肉。育ち盛りのお子さんがいるご家庭なら、積極的に食べさせてあげたい食材ですよね。もも肉やむね肉だけでなくさまざまな部位がおいしく味わえる優秀食材の鶏肉。それぞれの部位の特徴を活かした調理法で、よりおいしく、栄養たっぷりなおかずを作ってみましょう。
・もも肉
まず鶏肉で一番消費量が多いと言われるもも肉は、旨みとコクがたっぷり。もも肉の唐揚げはジューシーで、お子さん受けもバツグンです。より味染みをよくさせたい場合はフォークなどで皮に穴をあけ、筋切りをしておくのがおすすめ。
・むね肉
脂肪が少なく、たんぱく質が多いむね肉は低カロリーですが、調理するとパサパサしがちです。それを防ぐには、水分を逃がさないようにするのがコツ。調味料をもみ込んだら、片栗粉をまぶすことで水分と旨みを閉じ込めましょう。
・手羽
鶏の翼部分でもある手羽は、ゼラチン質を含み、コラーゲンもたっぷり。このコラーゲンは熱を加えると溶けだしてしまうので、スープにすると効果的に摂取できます。
・レバー
ビタミンAや鉄分が豊富な鶏レバーも成長期には必要な栄養素。牛や豚レバーよりも臭みは少ないため、簡単な下処理をすれば調理も簡単です。
色々な部位を上手に使って、鶏肉料理のレパートリーを増やしてみてくださいね。