濃いピンク色をしたロシアのスープ料理「ボルシチ」。鮮やかな色のもとは今世界中で話題のビーツです。スーパーフードと呼ばれるほどビタミンやミネラルが豊富で、注目を浴びています。
朝やかな色をキープするコツは下処理にある
下準備のポイントは、皮付きのまま塩と酢を加えた湯で1、2時間茹でるか、アルミホイルで包んで120~140℃程度のオーブンでゆっくりとローストすること。皮をむいたり、スライスしてから加熱すると、色素が水に溶け出して赤色が抜けてしまうので要注意。
また、スープにするならブイヨンなどで柔らかく煮てからミキサーにかけてなめらかなピューレにすれば、栄養素も色もキープできます。冷やしていただけば、夏向きのスープになります。生ビーツの入手が難しい場合は、水煮缶詰を使うといいでしょう。 サラダ風にするなら、ヨーグルトやサワークリーム、マヨネーズ、ディルなどが合います。
アサイーに続く次のスーパーフード?!
栄養満点のビーツを料理に取り入れることで、免疫力アップが期待できるそうです。さらに天然のオリゴ糖や食物繊維が含まれているので、腸内環境を整えてくれると言われ、大注目を浴びています。
見るだけでなぜか元気になれるピンク色ですが、欧米では鮮やかなピンク色を可愛いビーツスムージーやジュース、ミルキーなピンク色のビーツラテを登場させたコーヒー店もあるほど。アサイーに次ぐスーパーフードとして、その注目度は高まるばかりです。