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「ピーマン」と「パプリカ」は色以外の違いがあった!

楽天レシピ デイリシャス 2016年7月13日 7時0分

ピーマンとパプリカの違いをご存知ですか?

ピーマンは唐辛子の仲間で南アメリカが原産。唐辛子を品種改良して辛味をなくしたものがピーマンです。日本では夏野菜の代表として定着しています。
パプリカは1993年に生鮮品輸入が解禁された以降に広く使われるようになりました。肉厚で甘味が強く、ピーマンのように独特の苦みもありません。でも、両者とも見た目はよく似ていますね。

「ホット」と「スイーツ」どっちか?

英語でピーマンはsweet pepper(又はbell pepper)、唐辛子はhot pepperと呼ばれています。ピーマンとパプリカは両者ともsweet pepperです。ピーマンは未熟な状態で収穫され店頭に並ぶため緑色をしていますが、熟すと黄、オレンジ、赤と色が変化していきます。こちらがカラーピーマンです。味も熟すに連れて甘味が増し苦味もなくなります。ますます、2つの違いがなくなってきましたね!

ちなみに、シシトウも辛味がかなり強いものもありますがsweet pepperです。

パプリカとピーマン、栄養たっぷりのは?

ピーマンとパプリカの違いといえば、果肉の厚みと形です。ピーマンは果肉は薄く細長いですが、パプリカは果肉が厚く全体的に大きいものということになります。実は、パプリカはピーマンと比べても甘さが強く、食べやすいように改良された品種なのです。カロリーが少ないピーマンに比べると甘いパプリカは栄養価も高いです。

ピーマンは塩を適度にふり料理すると甘味が増し苦味が抑えられますよ。それでもピーマンが苦手なお子様にはパプリカに切り替えてみては。

パプリカはその甘味からスイーツにも向く食材!焼くとグッと甘味が増すのでグリルで焼いて皮を剥いて刻み、ケーキの生地に混ぜ込んだり、ペースト状にしてゼリーやムース生地に使ったり、料理だけでなくお菓子作りにもおすすめ。ぜひ、お試しを。

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