夏が旬の「つるむらさき」は、葉が厚めでしっかりとした茎を持ち、加熱調理すると生まれる独特のぬめりが特徴。味は肉厚のほうれんそう、食感は粘り気のあるモロヘイヤに似ています。インド原産とされ、古くから薬草としても使われていたとか。
オクラや山芋に含まれるムチンという成分が由来の独特のねばりが付いているので食べやすく、食欲が落ちがちな夏にピッタリの食材です。
つるむらさきをおいしく調理するコツ
名前の由来でもあるむらさき色の太い茎とモロヘイヤのような独特のぬめりや食感が病み付きになる一方で、クセが強いと敬遠する人も多いつるむらさき。独特の青臭さが気になるなら、ニンニクとゴマ油で調理するのがおすすめ。アクも強くないので、下茹でする手間がなくて便利なのもうれしいポイントです。
さっとゆでておひたしや和えもので召し上がるなら、葉と茎では火の通りに差があるので、まずは茎から調理を開始し、時間差で葉を加えましょう。また、マンゴー、パイナップルなどの味の濃い甘いフルーツとミックスしてスムージーにすると栄養満点なドリンクになります。
注目株のつるむらさきで乗り切りましょう!