夏本番を迎え、暑さで食欲がなくなる方も少なくないようですが、しっかり栄養を摂らないと体調はさらに悪化してしまいます。胃が疲れていたり、食欲がわかない時におすすめなのが、野菜たっぷりの「冷製スープ」です。フランスのビシソワーズ、スペインのカスパチョ、ギリシアやトルコのヨーグルトスープなど、旬の食材を取り入れた栄養満点の冷製スープで体調を整えましょう。
ビシソワーズはじゃがいもの冷製ポタージュのこと。他にも、かぼちゃ、とうもろこし、枝豆、パプリカなど旬の食材で代用すれば、バリエーションも豊富で飽きません。冷たくひやして、たっぷりいただけば、夏バテ対策もバッチリ。
地中海の知恵が詰まった夏野菜たっぷりのスープたち
また、スペイン発のガスパッチョも夏におすすめの冷製スープ。クリーミーなビシソワーズに対し、ガスパチョはトマトやきゅうりなどの夏野菜ににんにくや酢をきかせ、さっぱりとした味わいが特徴です。お好みでタバスコなどでスパイシーに仕上げても◎。
さらにギリシャやトルコなどで食されるヨーグルトをベースにした冷たいスープは、火を使わず作れて、さらさらと飲みやすいスームージーのような仕上がり。みずみずしいキュウリが良く合います。いずれもオリーブオイルも加えれば、風味アップし、香ばしい一皿になります。
また、女性に大人気のアボカドを使えば、火を使わずに簡単にクリーミィーなスープが作れます。そして、デザートには旬の桃を使った冷製スープはいかが?生クリーム入りだから、濃厚なレアチズケーキような味わいが楽しめます。小さなカップやグラスに注げば、おもてなし向けの素敵な一品にも変身。
夏はのどごしの良い冷製スープで旬の野菜の恵みを存分にいただきましょう。