スーパーなどでもよく目にするようになったズッキーニ。ヨーロッパほか、トルコや韓国などではなじみ深い食材で、クセのない味や加熱によって変わる食感が様々な料理に活かせます。しかし、いざと買って作ってみたら、調理はワンパターンになっていませんか?
油と相性がいい!おすすめはやはり・・・
見た目はきゅうりに似ているズッキーニですが、実はかぼちゃの一種です。なすに似た肉質の果肉は、ほのかに甘みと苦みがミックスしています。フランスでは家庭料理「ラタトゥイユ」、トルコではお焼きのようなパンケーキほか、韓国ではチヂミや和え物などに使われています。
ズッキーニはカロチンやビタミンC、カリウム、カルシウムなどを含んで、栄養たっぷりの夏野菜。この中特にカロチンは油と一緒に調理することで吸収量がアップします。トマトやなすなど他の夏野菜とオリーブオイルで炒め煮にしたラタトゥイユは理が適った調理法でした!その他フリッターなどにするのもおすすめです。
こんなズッキーニ料理もあった!試したいアイディアレシピ
緑色をよく見かけるズッキーニですが、黄色いものや縞模様のもの、丸い形のものもあります。開花直前に収穫した花つきのズッキーニの花の中に詰め物をしたフリッターなどを召し上がったことがある方もいらっしゃるのでは。意外に乾燥しやすく、水分が抜けるとと味が落ちてしまうので、ラップや新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。
ズッキーニをたくさんいただいた時の大量消費におすすめなのが、刻んだズッキーニを入れて焼き上げるトルコ風パンケーキやポタージュ。スープは温かくても美味しいですが、夏では冷やしていただくのも◎。ミートソースやチーズと合わせたラザニアや半分に切っていろいろ盛り込んだズッキーニボートは、見栄えもしておもてなしにも喜ばれますよ。すりおろしたズッキーニはケーキにもなるのは少しびっくりです!