サクッとしたメレンゲの上に濃厚な生クリームを乗せ、新鮮なフルーツやベリーをトッピングしたデザート「パブロヴァ(pavlova)」。メレンゲの外側のクリスピーさと内部のふんわりした食感に濃厚なクリームのコンビネーションは絶品です!
1920年代にロシアの有名なバレエダンサー「アンナ・パヴロワ」がニュージーランドをツアーで訪ねた時に、特別に彼女のために開発されたデザートだそうです。食事制限の厳しいバレエダンサーのおもてなしに提供されたパブロヴァは、プリマドンナのように軽やかで、ヘルシーなフルーツもたっぷりなのが魅力。
バター入りケーキより低カロリー!
現在は本国のニュージーランドとオーストラリアでは真夏に当たるクリスマスにいただくデザートなので、トッピングは生クリームとベリーという組み合わせが多く見られますが、もちろん使うフルーツやクリームはなんでもOK。酸味の強いベリー類には、濃厚なマスカルポーネクリームも合います。
何と言っても重要ポイントは、クリスピーに焼き上がった外側と、マシュマロのようなふわふわ中身のメレンゲです。しっかり泡立てて、低温のオーブンでじっくり焼きあげるのがポイント。湿度が高い日本では、そのカリッふわっ食感が損なわれないうちになるべく早くいただくこともお忘れなく!
軽い食感と言っても、実は砂糖をかなり大量に使うので食べ過ぎには注意を!しかし、バターが入っているケーキなどの洋菓子よりは低カロリーなのは嬉しいポイントですね♪今回は砂糖の使用量を減らした日本人向け甘さ控えめの低カロリーバージョンもご紹介しますので、是非お試しください。