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「逆転のトライアングル」監督が大胆提案! カメラ使用にも免許制を導入すべき

映画.com 2024年4月22日 12時0分

 「逆転のトライアングル」で国際的な注目を集めたリューベン・オストルンド監督が、カメラの使用にも自動車の運転と同じように免許制を導入することを提案している。

 「ザ・スクエア 思いやりの聖域」と「逆転のトライアングル」でカンヌ国際映画賞のパルムドールを受賞しているオストルンド監督。英ガーディアンの取材に対し、「もしも、カメラを使うために免許が必要だったらどうだろう?」と提案。「銃を持つためには―少なくとも文明国では―免許が必要だ。カメラもまた、パワフルな道具である」と述べている。

 この斬新なアイデアは、映像メディアの社会的影響力を考慮したもので、専門的な知識と技術の必要性をオストルンド監督は訴えている。

 「映画は世界を変えており、この職業に就いている以上、それを考慮に入れることが重要だ。エンターテインメント業界には、フィクションを扱っているから世界に影響を与えないという奇妙な感覚がある。人々が消費するイメージがどれほどの影響を及ぼすか、関係者に理解させるのに苦労している」

 もっとも彼が提案している撮影に関する免許制度は、プロの映画制作者や報道写真に焦点を当てたものであり、一般市民の日常的な写真撮影に対する制限を意図したものではないという。

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