米人気女優アン・ハサウェイが、2000年代にオーディションで異なる男優とキスさせられていたことを明らかにした。
ハサウェイといえば、「プリティ・プリンセス」(01)でヒロインに抜擢されたことをきっかけにブレイク。その後、「ブロークバック・マウンテン」(05)や「プラダを着た悪魔」(06)を経て、「レ・ミゼラブル」(12)でアカデミー賞助演女優賞を受賞している。
米Vマガジンの独占取材を受けたハサウェイは2000年代初頭、ハリウッド映画のオーディションで行われていた「相性テスト」について告白。ロマンティックコメディのヒロインに決定した彼女は、相手役との相性を試すために10人の異なる役者とキスすることを強要されたという。彼女としては苦痛でしかなかったが、難しい女優というレッテルを貼られることを恐れ、楽しんだふりをしていたと振り返っている。
#MeToo運動を経た現在の「相性テスト」は様変わりし、このようなオーディションは行われていない。彼女自身がプロデューサーを兼ねた最新作「アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで」では、候補となる男優に演じるキャラクターが好きだと思う曲を持参し、その音楽にあわせて即興でダンスする方法を採用しているという。「アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで」は5月2日にPrime Videoで配信される。