2大ヒーローの対決と共闘が描かれるマーベル最新作「デッドプール＆ウルヴァリン」は、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）に精通していない観客でも十分楽しめると、ショーン・レビ監督が断言した。
マーベル映画といえば、同じ物語世界を共有するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)が大きな魅力となっている。だが、近年は作品数が多くなったため、新規の観客が新作に追いつくのが難しくなっているとの批判がある。
そんななか、「デッドプール＆ウルヴァリン」でメガホンをとったレビ監督は「私は映画をみる前に予習するのが好きではありません」とAP通信の取材でコメント。
「私はこの作品を手がけるにあたり、これらのキャラクターと物語世界を知り尽くしている熱狂的なファン層に対する健全な敬意と感謝の念を持って臨みました。と同時に、そうした知識を前提としたくはありませんでした。この映画は娯楽のために作られたものであり、事前のリサーチをする必要はありません」
「デッドプール＆ウルヴァリン」は、7月26日より全国公開。