5月5日に放送されたTBS系日曜劇場「アンチヒーロー」（毎週日曜午後9時）の第4話で、藤木直人の出演が明らかになった。藤木が日曜劇場に出演するのは、「なにさまっ！」（1998年）以来、実に26年ぶり。主演の長谷川博己とは初共演となる。
長谷川は「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨を演じ、「正義の反対は、本当に悪なのだろうか？」を視聴者に問いかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく本作。放送後は「X」でトレンド入りするなど話題を呼んでおり、毎話ちりばめられた伏線についての考察も広がっている。
藤木が本作で演じるのは、堀田真由演じる紫ノ宮の父親で刑事部長の倉田功。第4話では、明墨が“殺人犯を無罪にする”本当の狙いが明らかになりはじめ、紫ノ宮と倉田の父娘関係さえも明墨に利用されているのではないか、さらに、倉田が12年前の事件のカギを握る重要人物では……という疑念が生じた。今後、倉田は物語にどのように物語に絡んでくるのか注目だ。
「アンチヒーロー」第5話は5月12日午後9時から放送。
■第5話あらすじ ＜Episode5-因縁-＞
遂に明かされる明墨（長谷川博己）と伊達原（野村萬斎）の関係。そして、父・倉田（藤木直人）を前に紫ノ宮（堀田真由）は……。本来つながるはずのない、「点と点」がつながっていく。