アル・パチーノとダン・スティーブンスが、エクソシズムホラー「The Ritual（原題）」に司祭役で主演することがわかった。米バラエティによれば、「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」のデビッド・ミデルが監督を務める。
本作は、1910年代から長らく悪魔に取り憑かれていたというアメリカ人女性エマ・シュミット氏の実話をもとに、ミデルとエンリコ・ナターレ（「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」）が共同で脚本を執筆した。自らの信仰心に疑いを抱く司祭（スティーブンス）と暗い過去を持つ司祭（パチーノ）の2人が、取り憑かれた若い女性を救うため危険な悪魔払いの儀式の数々に挑む。
新作「The Ritual（原題）」はほかにアシュリー・グリーン、アビゲイル・コーウェンが共演。XYZフィルムズが世界配給を手がけ、2025年に劇場公開を予定している。
パチーノは、ジョニー・デップが監督を務める芸術家アメデオ・モディリアーニの伝記映画「モディ（原題）」の撮影が終わり、同作は現在ポストプロダクションに入っている。スティーブンスは「ゴジラ×コング 新たなる帝国」が4月26日から日本公開。