人気俳優のライアン・レイノルズは、自身が主演・製作を手がける「デッドプール＆ウルヴァリン」のR指定をディズニーが許可したことに対し、大きな驚きを表明した。家族向けのコンテンツを重視するディズニーにとって、予想外の決定だと言えるだろう。
「デッドプール＆ウルヴァリン」は、「デッドプール」シリーズと「ウルヴァリン」シリーズのクロスオーバーで、20世紀フォックス傘下で製作されていたときは過激なユーモアと暴力描写からR指定が適用されてきた。しかし、本作はディズニー傘下で制作される初の作品となるため、レイノルズは「ディズニーがR指定の映画を許可するとは思ってもみなかった」と米ハリウッド・レポーターの取材でコメント。
「ディズニーが家族向けのコンテンツを中心に展開していることを考えると、今回の決定は本当に驚きだ。『デッドプール＆ウルヴァリン』の過激なユーモアとアクションがそのまま維持されることになって嬉しい」
「デッドプール＆ウルヴァリン」はマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の一部として位置づけられており、MCU作品としても初のR指定映画となる。「デッドプール」シリーズといえばその過激なユーモアとバイオレンス描写が評価されていたため、ディズニーのこの決定にファンは好意的な反応を示している。
「デッドプール＆ウルヴァリン」は7月26日より全国公開される。