ジム・ジャームッシュ監督の新作映画「Father Mother Sister Brother（原題）」に、アダム・ドライバー、メイム・ビアリク、トム・ウェイツ、シャーロット・ランプリング、インディア・ムーア、ルカ・サバトが出演していることがわかった。本作は撮影現場での写真から、ケイト・ブランシェットとビッキー・クリープスが出演していることがすでにわかっている。
米バラエティによれば、ジャームッシュ監督にとってこれまでで最もパーソナルな作品だという新作は、3部構成で3つの国を舞台に3つの異なる物語を描くとのこと。第1部の「Father」はアメリカ北東部、第2部「Mother」はアイルランド・ダブリン、第3部「Sister Brother」はフランス・パリで撮影が行われたようだ。ファッションブランド「サンローラン」が立ち上げたサンローラン・プロダクション製作の本作は、現在ニューヨークでポストプロダクションに入っており、年内には完成する見込みだという。
ジャームッシュ監督の「デッド・ドント・ダイ」「パターソン」に主演したドライバーは、巨匠フランシス・フォード・コッポラの新作「Megalopolis（原題）」に主演しており、同作は現在開催中のカンヌ国際映画祭で16日にプレミア上映された。