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【本日公開】「マッドマックス フュリオサ」本編映像満載の新予告披露! ジョージ・ミラー監督からコメントも

映画.com 2024年5月31日 9時0分

 本日5月31日に公開を迎えた「マッドマックス フュリオサ」の新たなロング予告編(https://youtu.be/mifjVAyFOmo)が披露された。約6分の映像では、本編映像をふんだんに使用し、作品の魅力を3つのポイントに分け、見どころを解説している。(※本編映像を多く含むため、映画鑑賞前の方はご注意ください)

 本作は、第88回アカデミー賞で最多6部門を受賞した「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(15)をはじめ、「マッドマックス」シリーズ4作品を手掛けてきたジョージ・ミラー監督による最新作。世界の崩壊から45年後を舞台に、前作でシャーリーズ・セロンが演じた戦士フュリオサの怒りの“原点”を、アニヤ・テイラー=ジョイとクリス・ヘムズワースの共演で描く。

 日本公開に先駆け、5月22日にはベルギー、スウェーデン、デンマーク、韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、タイ、フィリピンで封切られ、5月24日には全米公開を迎え、全世界の各興行収入ランキングで初登場ナンバーワンを獲得。米批評サイト「ロッテントマト」では批評家・観客のスコア共に90パーセントフレッシュとなっている(2024年5月30日時点)。

 新たに公開されたのは、フュリオサの怒りの“原点”から“覚醒”までをロングバージョンで綴ったチャプター予告。ミラー監督は本映像について、「フュリオサが10歳の時に、“緑の地”から連れ去られるところから始まります。彼女の人生を追い、様々な試練を経て、やがて大隊長へとのぼり詰めていく。『怒りのデス・ロード』に至るまでの15年以上の物語を描いています。このフュリオサの長い旅路を紡ぐために、映画では5つの章に分ける必要がありました。“チャプター予告”は、この物語のダイジェストのような映像になっています」と語っている。

 「チャプター1:修羅の道」は、“緑の地”で母ジャバサ(チャーリー・フレイザー)と暮らしていた幼いフュリオサが誘拐される場面で幕を開ける。助けに来た母は「“緑の地”を守って」という約束の言葉を最後に、フュリオサの目の前で殺されてしまう。前作では詳細が明かされなかった彼女の生い立ち、“怒りの原点”が描かれる。

 続く「チャプター2:怒りの戦士、誕生」では、成長したフュリオサが身を隠しながら、虎視眈々と故郷への帰還の機会を伺うさまが描かれる。荒野を駆ける超巨大タンカー“ウォー・タンク”をはじめ、改造車による怒涛のアクションが展開。さらに、フュリオサの心の拠り所となる護衛隊長ジャック(トム・バーク)との出会いも見ることができる。

 「チャプター3:復讐のエンジンを鳴らせ」では、鉄の義手、バズカット、顔を覆う真っ黒なグリースで戦闘準備万端のフュリオサが、宿敵ディメンタスを追い詰めていく。“怒りの戦士”が、迫りくる強敵たちをなぎ倒していくさまが映し出され、本編への期待を煽る。

 ミラー監督は日本のファンに向けて、「ハロージャパン! 最高のキャストとスタッフが全力で作り上げた作品です。日本で披露できることを誇りに思っています。きっと何かを感じ取ってもらえるはずです。皆さんの感想を聞かせてください!」とコメント。

 さらに、「映画を観て、映画館から出る。そして観たばかりの作品を、もっと理解するためにすぐに映画館へ戻りたいと思う。それは映画を愛する私がこれまで何度も経験をしてきたことです。なぜ、そのような映画は私を強く引き付けるのか。それは寓話だからです。寓話であるがゆえに、その解釈は観る者の世界観に委ねられる。それぞれの人生の経験によって、意味を持つものになる。それが寓話の本質です。そのような物語には、命のようなもの宿っていて、観客との対話があるのです。解釈の柔軟性こそが、こういった物語が興味深い点なのです。細かいディテール、さりげないジェスチャーでさえも、皆さんが観るたびに気付くことがあると思います。それは物語に、重みがある証。見た目よりも、深い内容がある。もしくは氷山の一角で、その下にはもっと奥深いものである。リピート鑑賞することで、得るものがあると思ってもらえると嬉しいです」とメッセージを寄せた。

 「マッドマックス フュリオサ」は全国公開中。

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