「ブレードランナー」シリーズの最新作となる「ブレードランナー2099」が6月にクランクインすることが明らかになったと、米Colliderが報じている。
本作は1982年公開の「ブレードランナー」（ドリー・スコット監督）と、2017年に公開された続編「ブレードランナー2049」（ドゥニ・ビルヌーブ監督）に続くシリーズ3作目。今回はテレビシリーズとして制作される。2022年夏に制作にゴーサインが出ていたが、2年の年月を経てようやくクランクインとなる。
主演は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアカデミー賞を授賞したミシェル・ヨーで、「シャイニング・ガール」のシルカ・ルイサが企画・製作総指揮を務める。製作総指揮にはリドリー・スコット監督と、「ブレードランナー2049」の脚本を共同執筆したマイケル・グリーンが名を連ねている。製作はアマゾンMGMスタジオ。
内容は明らかにされていないが、前作から50年後の未来世界を舞台に、人間とレプリカントの対立関係がどのように変遷したのかが描かれるようだ。「ブレードランナー2099」はプラハとスペインで撮影され、アマゾンのPrime Videoで配信予定。