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ライアン・ゴズリング主演「プロジェクト・ヘイル・メアリー」映画版に「関心領域」のサンドラ・ヒュラー

映画.com 2024年5月31日 18時0分

 アカデミー賞国際長編映画を受賞した「関心領域」や、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞の「落下の解剖学」に主演したサンドラ・ヒュラーが、米アマゾンMGMスタジオの新作「プロジェクト・ヘイル・メアリー(原題)」でライアン・ゴズリングと共演すると米Deadlineが報じた。「スパイダーマン スパイダーバース」「LEGO(R) ムービー」シリーズのフィル・ロード&クリストファー・ミラーが監督する。

 本作は、大ヒットSF映画「オデッセイ」の原作者アンディ・ウィアーのベストセラー小説「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を映画化する企画。科学教師ライランド・グレース(ゴズリング)が地球を滅亡から救う重大な任務を託され宇宙飛行士として飛び立つが、宇宙船内で目を覚ますと記憶を失っており、少しずつ状況を解明していくなかで地球外生命体の存在に気づく、というストーリーだ。

 映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー(原題)」の脚本は、アカデミー賞脚色賞にノミネートされた「オデッセイ」をはじめ「ワールド・ウォー Z」「クローバーフィールド HAKAISHA」で知られるドリュー・ゴダードが執筆。ゴズリングと原作者のウィアー、エイミー・パスカル、ロード&ミラーがプロデュースする。IMAX劇場向けに撮影し、2026年3月20日に全米公開の予定。

 ヒュラーは主演した「関心領域」と「落下の解剖学」の両方が今年3月のアカデミー賞で作品賞にノミネートされ、「落下の解剖学」でヒュラーが主演女優賞にノミネートされた。「関心領域」は第二次世界大戦中にアウシュビッツ強制収容所の隣の広々とした邸宅で何不自由なく暮らす収容所所長とその家族を描いた作品で、アカデミー賞国際長編映画と音響賞を受賞した。現在、日本公開中。

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