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「デッドプール&ウルヴァリン」の監督が「アベンジャーズ5」の交渉中

映画.com 2024年6月7日 11時0分

 マーベル・スタジオが、「デッドプール&ウルヴァリン」でメガホンをとったショーン・レビ監督と、「アベンジャーズ 5(仮題)」の監督契約交渉を進めていることが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。

 レビ監督といえば「ナイトミュージアム」シリーズや「リアル・スティール」で知られ、最近は「フリー・ガイ」「アダム&アダム」「デッドプール&ウルヴァリン」と、ライアン・レイノルズの主演作品を立て続けに手がけている。

 「アベンジャーズ 5(仮題)」は当初、「アベンジャーズ ザ・カーン・ダイナスティ(原題)」というタイトルで発表され、後編の「アベンジャーズ シークレット・ウォーズ(原題)」とともに、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ6のクライマックスを飾る超大作として位置づけられていた。

 しかし、敵役カーン役のジョナサン・メイジャースが家庭内暴力で解雇されたことを受け、大幅なストーリーの変更が行われているとみられている。現在、最新の脚本は「ロキ」のマイケル・ウォルドロンが手がけているという。なお、当初監督に予定されていたデスティン・ダニエル・クレットン(「シャン・チー テン・リングスの伝説」)は昨年11月に降板している。

 レビ監督は今年3月にも「アベンジャーズ 5(仮題)」の監督オファーを受けていたが、スケジュールの都合で辞退していた。「デッドプール&ウルヴァリン」に加え、人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」の制作総指揮も務めており、そのうちの2話の演出も担当予定で、今年いっぱいのスケジュールがすでにタイトだったためだ。

 今回、マーベルが再びオファーを出したのは、「デッドプール&ウルヴァリン」の出来に満足しているからかもしれない。ただし、他の候補監督もいるため、レビ監督の起用が確定したわけではないという。

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