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高畑充希&岡田将生「1122」“公認不倫”を導入する夫婦と、彼らを取り巻く登場人物をとらえた場面写真公開

映画.com 2024年6月9日 12時0分

 高畑充希と岡田将生の主演で渡辺ペコ氏による人気漫画をドラマ化する「1122 いいふうふ」(全7話)の第1~3話のストーリーと場面写真が公開された。

 原作コミック「1122」(講談社「モーニング・ツー」所載)は、夫婦としてのあり方に一石を投じる全く新しいマリッジストーリーとして高い評価を獲得。「結婚」という“ハッピーエンド”の続きにある物語を描き、そのリアルさから「妻に読ませたくない」「夫に読ませたい」と話題となった。

 ウェブデザイナーの相原一子と文具メーカー勤務の相原二也は、友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦。セックスレスで子どもがいなくても、ふたりの仲は問題ない。しかし、2人には“秘密”があった。それは、毎月第3木曜日の夜、夫が恋人と過ごすこと。結婚7年目の2人が選択したのは、夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」。二也には、一子も公認の“恋人”がいた。

 一子役を高畑、夫の二也役を岡田がそれぞれ演じ、夫婦役で初共演。監督は「窓辺にて」「アンダーカレント」の今泉力哉、脚本は今泉監督の妻で「聴こえてる、ふりをしただけ」の監督を務めた今泉かおりが担当した。

 第1~3話の場面写真には、一子と二也の仲睦まじい様子のほか、二也と美月がお花教室で生け花を活ける姿や、不倫経験者の五代に不倫を持ち掛けようとする一子がとらえられている。さらに、美月と夫・志朗が夫婦になる前の出会いや、一子と礼が見つめあうシーンもお披露目された。

 「1122 いいふうふ」(全7話)は、Prime Videoにて6月14日に第1~3話、6月21日に第4~5話、6月28日に第6~7話を世界独占配信予定。第1~3話のあらすじは以下の通り。

【第1話】

 7年目の結婚記念日をむかえ、箱根のオーベルジュにやって来た相原一子(高畑)と二也(岡田)。その夜、ベッドで一子は久しぶりに二也を誘うが拒まれてしまう。ショックを隠しきれない一子に「俺に好きな人がいるの、知ってるよね?」となだめる二也。一子の性欲は長らく「凪」状態で、二也を拒んだことからふたりはセックスレスになり、一子は二也に家の外に恋人を作ることを定言していた。

 一子から事情を聞いた友達の恵(中田クルミ)は、一子にも婚外恋愛をする権利があると仄めかす。性生活がなくてもふたりの夫婦仲は悪くない。旅行から帰った後もこれまでと変わらずキッチンで一緒に夕食を作って食べている。

 だったらこのモヤモヤは何? 一子が大学時代からの友人の五代(成田凌)にその気持ちをぶつけると、五代は「俺は不倫してて去年終わった」と告白。気心知れた仲で不倫経験者でもある五代を一子はホテルに誘う。

【第2話】

 ケガをした母の奈々(風吹ジュン)を二也と見舞うために、実家に帰省した一子。折り合いの悪い母娘の間に入って場を取り成す二也に、一子は父親のDVに脅かされた子供時代の思い出を語る。

 別の日、二也は“恋人”の美月(西野)と公園で落ち合っていた。美月の息子ひろを交えて会うのは初めてだった。発達の遅れがうかがえるひろの育て方に悩む美月は、二也の優しさに触れて弱音を吐く。そんな三人の姿を美月の夫の志朗(高良)が目撃していた。

 毎週木曜日の生花教室の後、いつものようにホテルへやって来た美月と二也。この関係を続けるためにも外で会うのは気をつけようと提案する美月に、二也は自分が公認不倫であることを明かす。しかし、二也との秘密を大切に守ってきた美月は怒ってしまう。

 一方、女性向け風俗コースがあると噂のエステサロンを訪れた一子は、目の前に現れたセラピストの礼(吉野北人)のスイートな振る舞いに心を奪われる。

【第3話】

 ぎっくり腰になってしまった二也は、一子がそばにいてくれる心強さを噛み締める。その日、礼を指名して一線を越えようとしていた一子は、二也の隣で礼のことを思い出していた。思わぬハプニングで中断されたものの、一子は二也への罪悪感が拭いきれないでいた。

 腰を痛めた二也は、美月とホテルへ行く代わりにカフェでお茶を楽しむが、美月から突然「私と息子と二也さんと、3人で暮らすっていうのはありえない?」と言い出されてうろたえる。二也は結局、美月への気持ちはトキメキと肉欲だけだったのか? 自分はクズなのではと気づき愕然とする。

 そんなとき、志朗のシンガポール転勤が決まり、美月は二也との関係にピリオドを打たざるを得なくなる。最後の夜を美月と過ごすために「外の恋愛を家庭に持ち込まない」という一子とのルールを破った二也。それを知った一子は再び礼の予約を取りつける。

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