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激ヤバR指定ヒーロー、デッドプールの魅力とは? 最新作ではウルヴァリンとタッグを組み、大暴れ!

映画.com 2024年6月12日 12時0分

 映画史上最も破天荒なヒーロー、デッドプールとウルヴァリンの活躍を描く「デッドプール&ウルヴァリン」が7月26日に日米同時公開される。本記事では、ライアン・レイノルズ演じるデッドプールの魅力に迫る。

 2016年公開の「デッドプール」は、人体実験によって驚異的な治癒能力と不死の肉体を得た引き換えに、醜い身体に変えられてしまった元傭兵のウェイド・ウィルソン(レイノルズ)の活躍を描き、大ヒット。自作の赤いコスチュームを身にまとい、二振りの刀と二丁拳銃で戦うデッドプールのヒーローらしからぬ言動や、過激なバトルシーン、型破りな演出が話題を呼んだ。第1作は世界興行収入850億円を超える大ヒットを記録し、続編「デッドプール2」も前作を上回る1120億円を突破。R指定映画の世界歴代記録を更新した。

 これまでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)には、個性豊かなヒーローたちが登場。正義のために戦い続け、ゆるぎない生き様を貫くキャプテン・アメリカや、マイペースで自己中心的な一面がありながらも、他人のために自分を犠牲にして戦うアイアンマン。そして、豪快な戦い方が特徴的な神の国“アスガルド”の王子・雷神ソーや、バツイチで無職の前科者だが娘のためにがむしゃらに頑張るアントマンなど、いずれもヒーローである前に1人の人間として愛される魅力が詰まったキャラクターで、彼らの波乱万丈な人生は世界中を熱狂させた。

 デッドプールはそんな正義感の強いヒーローたちとは違い、軽いノリに任せて困難を乗り越えていくヒーローの自覚ゼロのキャラクター。恋人ヴァネッサのためならどんな脅威にも立ち向かっていく一方で、抜群のギャグセンスと茶目っ気を兼ね備え、下ネタを口にしたかと思えば、抜群の戦闘能力を発揮して次々と敵を倒していくギャップも。そんな超個性的な魅力に、“次は何をしでかしてくれるのか?”と期待が膨らむ。

 最新作「デッドプール&ウルヴァリン」で、デッドプールは大切なファミリーのために世界の命運をかけた壮大なミッションに挑む。デッドプールが助けを求めたのは、ミッションのカギを握るウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)。ウルヴァリンといえば、デッドプールが過去作で“爪野郎”と呼んでからかってきたキャラクター。驚異的な治癒能力と不死身の肉体を持つウルヴァリンは、獣のような闘争本能と人間としての優しい心の間で葛藤しながらも、世界平和のため、すべてを斬り裂く超金属の爪を武器に戦ってきたが、ある理由でいまは戦いから遠ざかっていた。今作では毒舌&テキトーで下ネタ連発なのに、なぜか憎めないデッドプールとタッグを組み、世界の命運を賭け暴れまわることになる。

 「デッドプール&ウルヴァリン」7月26日に日米同時公開。

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