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2PMオク・テギョンが日本映画初出演! 木村拓哉主演「グランメゾン・パリ」で日韓トップスター初共演

映画.com 2024年6月18日 8時0分

 韓国アイドルグループ2PMのオク・テギョンが、木村拓哉主演映画「グランメゾン・パリ」に出演することがわかった。オク・テギョンにとって、本作が日本映画初出演となる。

 アイドルグループ2PMとしてアジアから世界に活躍の場を広げ、ソロアーティストとして日本で単独ファンミーティングも開催するほど大活躍のオク・テギョン。アーティスト活動だけではなく、「シンデレラのお姉さん」(2010)で本格的に俳優活動を開始すると、映画「結婚前夜~マリッジブルー~」(2013)、「時間回廊の殺人」(2017)、ドラマ「御史とジョイ」(2021)、「ハートビート」(2023)などジャンルを問わず多彩な役柄が注目を集め、Netflixのグローバルランキングで上位も記録した「ヴィンチェンツォ」(2021)では、初の悪役を演じたことで世界的にも話題になった。

 本作では、グランメゾン・パリでデザートを担当するパティシエ、リック・ユアンを演じる。母国語の韓国語に加えて、日本語とフランス語の3言語を話す難しい役どころであり、料理に対する情熱さゆえ、時に木村演じる尾花と衝突することもあるキャラクターだ。

 主演の木村が演じるのは、料理に一切の妥協を許さず、人生をかけるフランス料理のシェフ・尾花夏樹。ドラマでは、己の慢心が招いた重大事件で、パリで二つ星を獲得した店と仲間を全て失い、どん底まで転落。しかし、尾花がシェフの早見倫子(鈴木京香)と出会い、もう1度シェフとして生き直し、周囲と衝突しながらも、日本で三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描いた。木村の主演ドラマが映画になるのは、2015年公開の「HERO」以来、約9年ぶりとなる。

 「グランメゾン東京」が日本で三つ星を獲得してから時が経ち、尾花と倫子はパリで新店舗「グランメゾン・パリ」を立ち上げ、アジア人初となるミシュラン三つ星を獲得するために奮闘していた。そして、あるガラディナーでの失態が原因で、かつての師と「次のミシュランで三つ星を獲れなければ、店を辞めフランスから出ていく」という約束を交わしてしまう。

 共演は沢村一樹(ホール責任者/京野陸太郎役)、及川光博(シェフ/相沢瓶人役)をはじめ、玉森裕太(Kis-My-Ft2)(シェフ/平古祥平役)、寛一郎(部門シェフ/芹田公一役)、吉谷彩子(パティシエ/松井萌絵役)、中村アン(ホールスタッフ&ソムリエール/久住栞奈役)、冨永愛(フードインフルエンサー/リンダ・真知子・リシャール役)といった連続ドラマから出演しているキャスト陣が再集結。ドラマに続き、脚本は黒岩勉(「ラストマン 全盲の捜査官」)、演出は塚原あゆ子(「最愛」)が担当する。さらに、20年に実際にアジア人初となるミシュランガイド・フランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフが料理監修を手がける。2024年冬公開。

▼オク・テギョンコメント

撮影が終わって寂しいですが、日本とパリでたくさんの思い出を作ることができて嬉しかったです。始まる前は長い撮影期間になるかと思っていましたが、終わってみると短かったなと思います。

パリではゆっくり過ごす時間もあり、共演者の方と食事に出かけるなど、楽しい時間を過ごすことができました。モンマルトルやエッフェル塔など、パリを歩いて回っていると、共演者やスタッフの方達が働いている中、僕はこんなにもパリを満喫していて大丈夫なのか?と不安にもなりましたが笑、とても幸せでした!

今回の映画で料理監修をしてくださった小林圭さんのお店にも行きましたが、本当に驚くほど美味しかったです。映画の中でもサーブするシーンがありますが、実際に目の前で見ることができ嬉しかったです。

色んな国から集まった俳優・スタッフと一緒に作品を作っていく中で、夢を目指すことは国を超えても同じことだなと感じました。同じ目的に向かって共に目指すことを、この作品のストーリーでも表現できたと思います。

皆さんにも、キャラクターたちの夢を目指す姿を観て、漫画みたいな「目指せばできる!」という勇気を受け取っていただけたら良いなと思います。

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