カン・ドンウォンが主演するホラー映画「憑依」が、9月6日から新宿ピカデリーほか全国で公開されることが決定した。祈祷師に扮したカン・ドンウォンをとらえたティザービジュアルとメインカットが披露された。
本作は、2023年に韓国で公開され、公開初日から6日間連続で観客動員数第1位を記録した新感覚ホラーエンターテイメント。同名の人気ウェブトゥーンを原作に、「別れる決心」「パラサイト 半地下の家族」などで助監督として経験を積んだキム・ソンシク監督がメガホンをとった。古くから人間の体を転々としながら霊力を狩る悪鬼が、人間を器に次々と憑依して襲い来るさまを描き、「別れる決心」のパク・チャヌク監督も「一味違っていた」と絶賛する。
是枝裕和監督作「ベイビー・ブローカー」や、「新感染半島 ファイナル・ステージ」などで知られるカン・ドンウォンが演じるのは、霊が視えず、その存在も信じず、嘘の儀式をして金儲けをする偽の祈祷師。強大な悪鬼の出現により、本物の祈祷師へと覚醒していく。本国では「カン・ドンウォンの眼福ムービーだ!」と、そのカリスマ的魅力が話題を呼んだ。「キル・ボクスン」のイ・ソム、イ・ドンフィ、ホ・ジュノらが共演したほか、人気K-POPアイドルグループ「BLACKPINK」のジスも特別出演している。
霊が全く視えないインチキ祈祷師のチョン博士(カン・ドンウォン)は助手のインベ(イ・ドンフィ)とともに言葉巧みに依頼人を騙し、除霊と称した儀式でお金を儲けていた。ある日、ユギョン(イ・ソム)という若い女性から、悪霊に取り憑いた妹(パク・ソイ)を助けて欲しいと依頼を受ける。
いつものように偽の除霊を行おうとすると、妹の人間離れした動きと気配からチョン博士の持っていた2つの呪具、鈴と七星剣が反応する。実はチョンは伝統ある祈祷師の末裔で、過去に起きた忌まわしい出来事により素性を隠して生きていた。チョンとユギョンはさらわれた妹を取り返す為に悪霊と対峙するが、霊の正体は古くからいる悪鬼で人間を器に次々と憑依して襲い来る。
ティザービジュアルには、カン・ドンウォン扮するチョン博士が“鳴らない鈴”を掲げる姿がとらえられ、「鈴が鳴れば それは居る」というキャッチコピーが恐怖心を煽る。