第81回ベネチア国際映画祭で、元夫婦のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが再会する可能性があると、米ハリウッド・レポーターが報じている。
ピットとジョリーは、2016年の離婚以来、子どもの親権をめぐる法廷闘争や、家庭内暴力の告発など、度重なる対立で関係が悪化。現在も緊張状態が続いているという。そんななかでの再会に、メディアや映画ファンは大きな関心を寄せている。
ベネチア映画祭は、8月28日から9月7日まで開催予定。ピットは、盟友ジョージ・クルーニーと「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」のジョン・ワッツ監督がタッグを組んだ新作スリラー「ウルフズ」（9月20日公開）に出演。ジョリーは伝説のオペラ歌手マリア・カラスの半生を描いた、パブロ・ラライン監督作「マリア（原題）」で主演を務める。どちらもベネチア映画祭での上映が有力視されている。
ふたりの世界的スターの登場により、映画祭の注目度が大幅にアップすることは間違いない。しかし、関係者の間では、元夫婦の再会による影響を懸念する声もある。映画祭スタッフは、ピットとジョリーの接触を避けるための綿密な計画を立てているというが、同じ会場にいれば遭遇は避けられない。
果たしてベネチアの地で、奇跡の和解が実現するのか。はたまた、新たな火種が生まれるのか。