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1980年代の青春映画「セント・エルモス・ファイアー」続編が実現か

映画.com 2024年6月26日 11時0分

 ロブ・ロウやデミ・ムーアら、当時の若手スターが出演した1985年公開の青春群像映画「セント・エルモス・ファイアー」(ジョエル・シュマッカー監督)が再び注目を集めている。米ソニー・ピクチャーズが、オリジナルキャストを再結集させた続編の製作を検討していると、米Deadlineが報じている。

 「セント・エルモス・ファイアー」は、大学で仲良しだった7人の男女グループの実社会での葛藤や成長を描いた映画で、1992年にフジテレビで放送されたトレンディドラマ「愛という名のもとに」の元ネタとして知られる。デミ・ムーア、エミリオ・エステベス、ロブ・ロウ、アンドリュー・マッカーシー、ジャド・ネルソン、アリー・シーディらが出演。青春映画として高い評価を受けるとともに、本作に出演した若手スターは「ブラット・パック」と呼ばれることになった。

 同作に出演したマッカーシーは、ブラット・パックを題材にしたドキュメンタリー映画「ブラッツ(原題)」を発表したばかりで、同作に対する注目が集まっている。そんななか、米ソニー・ピクチャーズは「セント・エルモス・ファイアー」のオリジナルキャストを集め、彼らが演じたキャラクターのその後を描く続編を企画しているという。

 現時点では脚本はなく、出演交渉も行われていないというが、オリジナルキャストでの続編製作が実現すれば、80年代のファンにとっても新たな世代にとっても、大きな話題となることは間違いないなさそうだ。今後の進展に注目が集まる。

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