チェ・ジウが、二宮和也が主演する7月期のTBS日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」に出演することがわかった。日本ドラマへの出演は、友情出演した「冬のサクラ」以来13年ぶりとなる。チェ・ジウは、二宮や竹内涼真とともにオーストラリアで撮影を行い、第1話のキーパーソンとなる役柄で登場する。
本作は、2018年4月期に放送され、話題を呼んだ「ブラックペアン」の続編。二宮は、シーズン1で演じた渡海征司郎ではなく、新たに、人も金をももてあそぶ、“悪魔”な世界的天才外科医・天城雪彦役を務める。原作は、海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」（講談社文庫刊）。“バブル3部作”と呼ばれる「ブラックペアン」シリーズの「ブラックペアン1988」「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」は、累計発行部数160万部を突破しており、ファンから熱烈な支持を受けている。
「冬のソナタ」で韓流ブームを巻き起こしたチェ・ジウが演じるのは、韓国の医師であり、病院の経営者かつ飲食店の経営者で、海外にも店を出すほどの手腕の持ち主であるパク・ソヒョン役。医師としてこれまで貧しい人を救うために医療ボランティアも積極的に行っていたが、息子のミンジェ（キム・ムジュン）に無理やり連れられ、天城に会うべくオーストラリア・ゴールドコーストを訪れる。
「ブラックペアン シーズン2」は、TBSで7月7日から毎週日曜午後9時から放送。U-NEXTのParaviコーナーとNetflixでは、シーズン1を全話見放題で配信中。TVerでも7月11日午後11時59分まで期間限定で無料配信中。
チェ・ジウとプロデュースの伊與田英徳氏のコメントと、第1話のあらすじは以下の通り。
【チェ・ジウ】
久しぶりに、TBSの日曜劇場に出演することになりまして、日本のファンの皆さまにもお会いできることをうれしく思います。
二宮さん、竹内さんをはじめ個性豊かな俳優の皆さまと一緒にお芝居することができ、とても楽しかったです。
ぜひドラマの放送を楽しみにしていてください。
【プロデュース・伊與田英徳】
『冬のソナタ』を拝見してワクワク、ドキドキしていました。まさか、そのチェ・ジウさんとご一緒できるなんて夢のようです。今回、クランクインがオーストラリアだったんですが、ゴールドコーストの様々なシチュエーションのなか、二宮さん、竹内さんと白熱したお芝居をしていただきました。圧巻でした。どんなお芝居だったのかは、第1話を楽しみにしていただきたく思います。そして、もっともっと、たくさんご出演いただきたいと思っております。
【第1話 あらすじ】
東城大学医学部付属病院の病院長となった佐伯清剛（内野聖陽）は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。心臓血管外科医の世良雅志（竹内涼真）は、佐伯からオーストラリアの学会に出席し、ゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦という医師に渡すよう一通の手紙を預かる。
先輩医師の垣谷雄次（内村遥）と渡豪した世良は、ゴールドコーストのビーチで意識を失った少年を見つけ、応急処置をすることに。なかなか意識の戻らない少年に戸惑う垣谷の前に謎の男が現れ、彼のアドバイスで少年は一命を取り留める。その後、学会に出席する世良たちだったが、天城には会えずじまいとなる。
やがて2人は、天城に会うべく競馬場へ向かうことに。するとそこにいたのは、6年前に東城大を去った渡海征司郎と瓜二つの謎の男。彼こそが医療界ではディアブル（悪魔）と呼ばれ、人や金をもてあそぶ世界的天才外科医・天城雪彦（二宮和也）だった。