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ドラマ版「ハリー・ポッター」クリエイターに「メディア王 華麗なる一族」チームが決定

映画.com 2024年6月29日 17時0分

 米動画配信サービス「Max」が準備中のテレビシリーズ版「ハリー・ポッター」は、人気ドラマ「メディア王 華麗なる一族」のチームが中心的な役割を担うことが明らかになったと、米Deadlineが報じている。

 脚本家チームを率いるショーランナーに抜てきされたのは、「メディア王 華麗なる一族」のフランチェスカ・ガーディナー。「メディア王 華麗なる一族」のシーズン3と4にコンサルティング・プロデューサーとして参加し、その手腕を発揮。それ以前には「ダーク・マテリアルズ 黄金の羅針盤」や「キリング・イヴ Killing Eve」などの話題作にも携わっており、豊富な経験を持つ実力者だ。

 さらに、制作総指揮には「メディア王 華麗なる一族」をはじめ、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「THE LAST OF US」など、数々の大ヒットドラマの演出を手がけてきたマーク・マイロードが就任。この強力なタッグにより、高品質な作品が期待できそうだ。

 本作は、J・K・ローリングの原作小説をもとに、1冊につき1シーズンを割り当てる形で展開される予定。これまでの映画版とは異なり、新たなキャストによってホグワーツの魔法世界が描かれることになる。より詳細に原作の世界観を再現できるのではないかと、ファンの間で期待が高まっている。

 制作は、ローリングのエージェントであるニール・ブレアが率いるブロンテ・フィルム&テレビジョンと、ワーナー・ブラザース・テレビジョンの共同で行われる。また、映画版でプロデューサーを務めたデビッド・ハイマンも制作総指揮として参加することで、原作の魂を受け継ぎつつ、新たな解釈を加えた作品になることが期待される。

 現在、2026年の放送開始を目指して準備が進められているという。

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