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「悪人伝」の監督最新作! 血と札束が舞う悪人三つ巴の死闘を描く「対外秘」11月15日公開

映画.com 2024年7月4日 9時0分

 「悪人伝」のイ・ウォンテ監督が手掛け、韓国で「THE FIRST SLAM DUNK」を抑え初登場No.1を記録した「THE DEVIL'S DEAL(英題)」が、「対外秘」の邦題で11月15日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開されることが決定した。特報とティザービジュアルが披露された。

 本作は、権力を競い合う表社会の政治闘争と、莫大な金を巡り命まで奪い合う裏社会の死闘を描き、騙し合いと裏切りの心理戦、襲撃と返り討ちの無限ループが展開する予測不可能なサスペンスムービー。

 舞台は、1992年の釜山。党の公認候補を約束されたヘウンは、国会議員選挙への出馬を決意する。ところが、陰で国をも動かす黒幕のスンテが、公認候補を自分の言いなりになる男に変える。激怒したヘウンは、スンテが富と権力を意のままにするために作成した極秘文書を手に入れ、チームを組んだギャングのピルドから選挙資金を得て無所属で出馬する。地元の人々からの絶大な人気を誇るヘウンは圧倒的有利に見えたが、スンテが戦慄の逆襲を仕掛ける。だが、この選挙は、国を揺るがす壮絶な権力闘争の始まりに過ぎなかった。

 「工作 黒金星と呼ばれた男」のチョ・ジヌンがへウン役、「KCIA 南山の部長たち」のイ・ソンミンがスンテ役をそれぞれ演じ、「犯罪都市 PUNISHMENT」のキム・ムヨルがヤクザのピルド役で出演する。

 特報では、巨大権力の策略によって公認候補を外された弱小政治家・へウン(チョ・ジヌン)が、極秘文書を盾に国の政治を裏で支配する権力者のスンテ(イ・ソンミン)に挑戦状をたたきつける下剋上バトルが描かれる。リベンジに燃えるへウンと、政界を牛耳るスンテ、さらに一攫千金を狙うヤクザのピルド(キム・ムヨル)も交わり、血と札束が舞う悪人三つ巴の死闘に発展していく。

 ティザービジュアルにはドラム缶が描かれ、「<それ>を知ったら、“納品”される」という意味深なキャッチコピーが不穏なオーラを醸し出す。本ビジュアルを使用したティザーチラシは7月5日から各上映劇場に順次掲出され、100枚に1枚の割合で特別ビジュアルを使った「チョ・ジヌン“納品”ver.」が仕込まれている。

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