ティム・バートン監督の最新作「ビートルジュース ビートルジュース」が、第81回ベネチア国際映画祭のオープニング作品に選出された。
マイケル・キートンが主演した1988年の名作ホラーコメディの続編。キートンがタイトルロールの人間怖がらせ屋を再演する他、オリジナルキャストのキャサリン・オハラとウィノナ・ライダーがカムバック。バートンが製作総指揮・監督を務めたNetflixシリーズ「ウェンズデー」のジェナ・オルテガが、ライダー演じるリディアの娘役アストリッドを演じるほか、モニカ・ベルッチ、ジャスティン・セロー、ウィレム・デフォーらが共演する。
ベネチア国際映画祭のアーティスティック・ディレクターを務めるアルベルト・バルベラは、「『ビートルジュース ビートルジュース』は、ティム・バートン作品を象徴するキャラクターの待望の再登場であると同時に、この時代の最も魅力的な作家の一人であるティム・バートンの並外れた先見の明と卓越した実現力を再認識する作品でもあります」とプレスリリースでコメント。「ベネチア・ビエンナーレは、創造的なイマジネーションと幻覚のようなリズムの驚くべき振れ幅を特徴とする作品のワールドプレミアを開催できることを光栄かつ誇りに思います」と述べた。
バートン監督は、「とても興奮しています。ベネチア国際映画祭でこの作品のワールドプレミアが行われることは、私にとって大きな意味があります」とシンプルなコメントを寄せた。
同作は、家族に不幸があった後、懐かしのウィンターリバーの屋敷へと親子3代で引っ越してきたディーツ家と、いまだ屋敷にとりついているビートルジュースの再会と新たな騒動を描く。日本では9月27日に全国公開。IMAXとDolby Cinemaでの上映も決定している。
第81回ベネチア国際映画祭は8月28日~9月7日(現地時間)開催される。全ラインナップは7月23日に発表される。