DC映画「THE BATMAN ザ・バットマン」のスピンオフのドラマシリーズ「アーカム・アサイラム（原題）」の制作が見送りと なったことが分かった。米バラエティが報じた。
米Maxでアントニオ・カンポスが脚本家兼ショーランナーとして企画開発が進められていたが、関係者の話によると、これ以上の開発は行われないとのこと。しかしながら、カンポスは参加しないものの、ゴッサムシティの精神科病院を舞台とした新たなプロジェクトが将来開発される可能性は残っているようだ。
当初は、ゴッサム市警の内幕に焦点を当てるドラマとして企画がスタートし、テレンス・ウィンターやジョーバートンらが脚本の開発を進めてきたが、いずれもスタジオと決別し、企画から離脱していた。
ジェームズ・ガンとピーター・サフランが率いるDCスタジオに体制が変わった後も、新しいユニバースの中の物語として位置づけられていたが、このほどその計画が書き換えられたようだ。
同作は制作中止の憂き目にあってしまったが、同じく「THE BATMAN ザ・バットマン」のスピンオフドラマであるコリン・フェレル主演の「ザ・ペンギン（原題）」は9月に全米で公開予定。マット・リーブス監督が再びメガホンをとる映画版の続編は2026年10月の全米公開に向けて製作中だ。