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「ワンダヴィジョン」で初登場した魔女アガサ・ハークネスが主人公! 「アガサ・オール・アロング」9月19日配信開始

映画.com 2024年7月9日 14時0分

 「ワンダヴィジョン」で初登場した魔女アガサ・ハークネスが主人公のドラマシリーズ「アガサ・オール・アロング」が、9月19日からディズニープラスで独占配信されることが決定。予告編(https://youtu.be/QGeqqfEmPMc)とティザービジュアルもお披露目され、あらゆる魔術を操る“最強クラスの魔女”でありながら、挑発と裏切りが大好きな得体の知れないアガサの姿が切り取られている。

 数百年前から現代まで生き続けてきた魔女アガサ・ハークネス。過去には黒魔術を使ったとして、仲間の魔女たちから処刑されかけるが、逆に彼女たちのパワーを全て吸収し、力を覚醒させた。しかしアガサの真の恐ろしさは、その圧倒的な魔術ではなく、緻密な裏工作と、何をしでかすかわからない厄介さにある。とらえどころがなく、本心が読み取れず、おどけたかと思えば次の瞬間には妖しく挑発するなど、予測不能で裏だらけという謎めいたキャラクターだ。

 初登場した「ワンダヴィジョン」でアガサは、序盤からいくつも怪しい点があったにも関わらず、終盤に黒幕であると自ら明かすまで、視聴者を騙し続けてきた。“スカーレット・ウィッチ”ことワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)の強大な力を奪うべく、周到に正体を隠して近づいたアガサはあらゆる裏工作を行い、自身が思う方向へ誘導。ワンダたちの愛犬を事故に見せかけて葬ったり、錯乱したフリをして相手にまんまと“気付き”を与えたりと、魔術だけでなく、巧みな言葉や演技で周囲を翻ろうした。しかし、ワンダに力を奪われ、記憶を失ったところで、物語は終わっていた。

 予告編の冒頭では、なぜか警察官姿のアガサが殺人事件を捜査。しかし謎の女性に指摘されたことで、魔女としてのアガサが正体を現し、「あの女に力を消し去られたけど、また魔女に戻ってやる」と息巻く。物語はベールに包まれているが、映像ではその後、アガサの真の姿とともに、さまざまな魔法が飛び交う、驚きと恐怖に満ちた世界観が映し出されている。なぜ彼女は警察官に扮していたのか、そして彼女の目的とは――? さまざまな疑問が生まれる映像に仕上がった。

 彼女の“裏工作”はタイトルでも発揮されており、本作の副題が「オール・アロング」に決定するまで、「The Darkhold Diaries」「House of Harkness」「Coven of Chaos」「The Lying Witch with Great Wardrobe」と、計4回の変更が行われてきた。マーベル・スタジオ公式Xでの正式タイトル発表時には、この4タイトルにも触れられており、話題を呼んだ。

 アガサを演じるのは、「スパイダーマン スパイダーバース」「ナイブズ・アウト グラス・オニオン」のキャスリン・ハーン。そのほかオーブリー・プラザ(「オペレーション・フォーチュン」)、ジョー・ロック(「HEARTSTOPPER ハートストッパー」)らが共演する。「ワンダヴィジョン」のジャック・シェイファーが製作総指揮を担い、各話のエピソード監督には、ガンディア・モンテーロ(「ウェンズデー」)、レイチェル・ゴールドバーグ(「ジェン・ブイ」)が参加。さらには、「アナと雪の女王」の名曲「レット・イット・ゴー」や、「リメンバー・ミー」の主題歌の作詞・作曲で知られるクリステン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペスが、本作に新たな楽曲を書き下ろしたという。

 「アガサ・オール・アロング」は、9月19日からディズニープラスで独占配信。

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