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「インサイド・ヘッド2」がピクサー史上最大のヒットに

映画.com 2024年7月16日 16時0分

 ピクサーの最新作「インサイド・ヘッド2」の世界総興収が「インクレディブル・ファミリー」が2018年に樹立した12億4000万ドルという記録を超え、同社史上最高のヒット映画になった。

 「インサイド・ヘッド2」は、人間が抱く「感情」たちの世界を描き、2016年にアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した「インサイド・ヘッド」の続編。少女ライリーが人生の転機を迎えたことをきっかけに、これまで見守ってきたヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリという感情たちに加えて、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシという新しい感情たちが加わるというストーリーだ。「アーロと少年」「2分の1の魔法」などのピクサー作品でストーリースーパーバイザーを務めたケルシー・マンが初監督を務め、前作を手がけたピート・ドクター監督は製作総指揮を担当している。

 同作は家族連れや幅広い年齢層から支持を集め、その創造性と感動的なストーリーが批評家からも高く評価されている。少女の頭のなかを感情たちの視点から描くという独創的なアイデアは前作から引き継がれている。

 長編アニメーション映画としても、「アナと雪の女王」(2013年)、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(2023年)、「アナと雪の女王2」(2019年)に次ぐ4番目の世界総興収を記録。日本をはじめ、まだ未公開の国と地域が少なくないため、さらなる記録更新が期待されている。

 「インサイド・ヘッド2」は8月1日全国公開。

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