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「怪盗グルーのミニオン超変身」好調で首位キープ! 注目ホラー「Longlegs」「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」が登場【全米映画ランキング】

映画.com 2024年7月17日 18時0分

 7月第2週の北米映画市場は、大ヒットアニメシリーズ最新作「怪盗グルーのミニオン超変身」(ユニバーサル)が、前週に引き続き首位に君臨。週末3日間の興行収入ランキングトップ10には、新作3本もランクインし、興行成績は堅調に推移しました。

 「怪盗グルーのミニオン超変身」は、上映館数を拡大し、週末3日間で興収4400万ドルをあげました。公開2週目の累計興収は2億1100万ドルを突破し、2024年公開作品では、3位の興収となりました。

 マイカ・モンロー(「イット・フォローズ」)主演、ニコラス・ケイジ(「マッシブ・タレント」)共演のホラースリラー「Longlegs(原題)」は、2位に初登場。モンローは、オカルト的な不可解な証拠をたどりながら、“Longlegs”と呼ばれる連続殺人犯(ケイジ)を追うFBI捜査官を演じました。オズグッド・パーキンス(「フェブラリィ 悪霊館」)が監督を務め、ケイジが製作に名を連ねています。製作費1000万ドルに対し、週末3日間で興収2200万ドルをあげる効率の良い興行を展開しています。

 スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが共演した「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」(ソニー)は、5位デビュー。ヨハンソンは月面着陸の宣伝を担うPRのプロであるケリー、テイタムはNASAの実直な発射責任者コールに扮しました。アポロ11号の月面着陸が失敗に終わったときのために進められた、フェイク映像制作をめぐる極秘プロジェクトを描きました。ウッディ・ハレルソン、ジム・ラッシュも共演。グレッグ・バーランティ監督がメガホンをとり、週末3日間で興収1000万ドルを記録しました。

 9位は、「Indian(原題)」(1996)の続編となるアクションスリラー「Indian 2(原題)」(フィルム・ディストリビューション・ネットワーク)。ネットでの発信を通して、汚職政治家を糾弾する青年を守ろうとする、自警団の男セナパシーの戦いを描いています。週末3日間で興収198万ドルを記録。シリーズ第3弾は、25年公開予定となっています。

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