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異形の目をもつ山田孝之が、謎の球体を操り東京都庁をえぐる!?  「七夕の国」衝撃の本編映像

映画.com 2024年7月19日 15時0分

 岩明均氏のSF漫画を、細田佳央太主演で映像化するドラマシリーズ「七夕の国」の本編映像(https://youtu.be/Mrab9MfJ5KI)がお披露目。顔を覆う布から人ならざる異形の目をのぞかせ、長い6本の指を広げ、ゆっくりと目を瞑る男(山田孝之)が、謎の球体である●(まる)を操り、東京都庁をいまにもえぐろうとする姿が切り取られている。

 原作は、1996年~99年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で不定期連載された同名漫画。「寄生獣」「ヒストリエ」などで人気を博す岩明氏の作品のなかでも、カルト的人気を誇り、その壮大なスケールと刺激的な表現から「映像化不可能」と言われ続けていた“怪作”だ。細田をはじめ、藤野涼子、上杉柊平、木竜麻生、三上博史、山田らが共演。瀧悠輔(「大豆田とわ子と三人の元夫」「クレイジークルーズ」)が監督を務める。

 物語の主人公は、物体に触れずに小さな穴を開けられるという超能力を持つ平凡な大学生・南丸洋二(通称ナン丸/細田)。やがて、何の役にも立たないと思っていた自分の能力が、「ビルや人が、謎の球体に丸くえぐられる」という、世間を騒がす衝撃的な怪奇事件に通じる、球体を操る力だと知り、自分のルーツである“丸神の里”丸川町の秘密に迫っていく。先日配信された 6・7 話では、丸川町に住む幸子(藤野)の告白で、同地の丸神一族の過去が明らかに。一方、東京では、トラックや飛行機の消失事件が頻発するという異変が起きる。

 本編映像では、かつての丸神家の当主で、球体の力で日本中を恐怖に陥れる丸神頼之(山田)を活写。その隣には、幼い頃から頼之に憧れ、球体の力を悪用し、丸川町を追い出された高志(上杉)の姿が。頭上を見上げ「まじかよ……」と呟く高志の視線の先には、想像を絶する大きさの球体が、空高く浮かび上がっていた。すさまじいパワーを秘めているような、おどろおどろしいその球体は、東京の街を飲み込むかのような勢いで、大きく膨らんでいく。見たことのない大きさの球体を操る頼之を見て、その能力を悪用してきた高志でさえ、思わず怯えるような表情を見せている。

 突如東京の上空に現れた球体に、どよめく街の人々――そのなかには、自分の能力と向き合いながら、清掃の仕事を始めたナン丸の姿もある。その正体をよく知るナン丸は、隣でぽかんと球体を見つめる仕事仲間(篠原篤)に「目、瞑ったほうがいいですよ」と伝えるが、球体はゆっくりと、東京都庁に向かっていく。頼之の真の目的とは――? また球体の恐ろしい力を目の当たりにしたナン丸は、自身の能力とどう向き合い、何を選択するのか――本編への期待が高まる。

 「七夕の国」(全10話)は7話まで、ディズニープラスの「スター」で独占配信中。7月25日に8話、8月1日に9話、8日に10話が独占配信される。

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