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「デッドプール&ウルヴァリン」吹替版予告完成 佐倉綾音が“ドS”ヴィラン、置鮎龍太郎が時間変異取締局の捜査官役で参戦

映画.com 2024年7月19日 16時0分

 映画史上最も破天荒なヒーロー、デッドプールとウルヴァリンの活躍を描く「デッドプール&ウルヴァリン」(7月24日公開)の日本語吹替版予告編(https://youtu.be/dLFbVfuxvew)が公開された。あわせて新キャストも発表され、人気声優の佐倉綾音と置鮎龍太郎が参加していることがわかった。

 最新作では、デッドプール(ライアン・レイノルズ)がウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)とタッグを組み、壮大なミッションに挑む。不治の病を治療するために受けた人体実験で、自らの容姿と引き換えに不死身の肉体を手に入れた元傭兵のウェイド・ウィルソン(レイノルズ)。自分のことを“俺ちゃん”と呼び、デッドプールとして活躍する彼は、二本の日本刀と二丁拳銃を使いこなし、過激でアクロバティックな戦闘スタイルで戦う。そんな彼が大切なファミリーのために世界の命運をかけたあるミッションに挑むことになり、カギを握るウルヴァリンに助けを求める。

 佐倉は「僕のヒーローアカデミア」の麗日お茶子をはじめ、「SPY×FAMILY」のフィオナ・フロスト、「進撃の巨人」のガビ・ブラウンなどで知られ、本作ではデッドプールとウルヴァリンに立ちはだかる最凶ヴィランのカサンドラ・ノヴァ役を務める。

 カサンドラ・ノヴァは未だ多くの謎に包まれているキャラクターだが、原作コミックではミュータント絶滅を目論む最凶最悪のヴィランとして知られている。予告編では、ティーカップを持ちながら「ほんとバカな子たち」とデッドプールとウルヴァリンを嘲笑うシーンや、鋭い爪で襲い掛かってくるウルヴァリンを素手で奇妙に操り攻撃をかわす様子がとらえられ、強力な能力をもっていることがわかる。

 マーベル作品では自身初となるヴィランを担当する佐倉は、「カサンドラ・ノヴァ役の俳優(エマ・コリン)さんがとても素敵なので、足を引っ張らないようにせねば……というプレッシャーに加えて、デッドプールとウルヴァリンという、個でもクセの強い主役たちを二人も相手にしなければならないなんて大変だ……」とコメント。そして、「ヴィランの信念はヒーローの信念と逆行しているかと思いきや、歪んで平行している場合があって、それがヒーローとヴィランの関係性の面白さであり、またヴィランを演じる楽しさや苦しさにつながるのだろうなと感じます。カサンドラ・ノヴァの信念に寄り添い、世界に没頭し、一緒に戦えて、とても良い経験になりました」と振り返った。

 デッドプールの魅力については、「ちょっとお下品なのに、なんだか洒脱で聞いていたくなるワードセンスとお喋りがなんといっても魅力的です。いわゆる“メタ”的な視点を持っているのも他のヒーローにはない個性ですね」と語り、「画面の隅々で色々なことが巻き起こる、お祭りのような映画になってます! 異色コンビの大活躍、是非劇場のスクリーンで堪能してください!」とアピールした。

 「テニスの王子様」の手塚国光や「名探偵コナン」の沖矢昴、「BLEACH」の朽木白哉、「パリピ孔明」の諸葛孔明などの声を務める置鮎は、マルチバースの神聖時間軸(アベンジャーズのヒーロー達が活躍する時間軸)を監視し、時の流れと歴史の維持のために存在する極秘団体、TVA(時間変異取締局)の捜査官パラドックス役で参加。

 同役に決定した際には「おおおおお~! やったぁぁぁ!! ヒーローじゃないけれど、そんなの関係なく、とにかく嬉しかったです!」と歓喜したことを明かし、MCU作品へ初参戦することについて「皆さん、やっと出られますよ♪ 『デッドプール』シリーズも、MCUの映画とドラマもかなり見ていたので、めちゃめちゃ嬉しいです」と喜びを露わにした。

 そして、デッドプールの魅力について「こんなに下ネタバンバン言いながら、バイオレンス全開に敵をやっつけて行くふざけたヒーロー、居ます? そこです(笑)」と話し、「また今作が、ハチャメチャにやらかしてくれてるので、リハーサルルームで腹を抱えて笑いました。こんなに何でもありでいいのか?(笑) 皆さんが長年蓄積されて来たであろうMARVEL愛が試されるはずです♪」と見どころを語った。

 「デッドプール&ウルヴァリン」は、7月24日より世界最速公開。

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