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ライアン・レイノルズ、「デッドプール」脚本家のギャラを自腹で支払っていたと告白!

映画.com 2024年7月20日 10時0分

 「デッドプール&ウルヴァリン」の公開を控え、主演のライアン・レイノルズが第1作「デッドプール」の舞台裏を明かした。米ニューヨーク・タイムズ紙の取材で、レイノルズは脚本家のギャラを自腹で支払っていたという驚きの事実を告白した。

 「『デッドプール』製作が決まった時、成功するとは思っていなかった。自分のギャラを諦めてまで実現させたほどだ」とレイノルズは振り返る。「共同脚本家のレット・リースとポール・ワーニックが撮影現場に入れなかったので、私のギャラで彼らを雇い、現場にライターズルームを作った」

 この決断が、低予算作品「デッドプール」の質を大きく向上させた。脚本家たちの現場常駐により、即興的なアイデアを素早く反映できたのだ。

 レイノルズは続ける。「創造性の大敵は時間と金の過剰さだと思う。この映画には両方なかった。それがキャラクターに焦点を当てる助けになった」

 この発言は、レイノルズの「デッドプール」への並々ならぬ情熱を示している。予算や時間の制約が、逆に作品の質を高める原動力となったようだ。

 「デッドプール2」ではリース、ワーニックに加え、レイノルズも脚本に参加。最新作「デッドプール&ウルヴァリン」では、さらにセブ・ウェルズとショーン・レビー監督も脚本陣に加わった。

 レイノルズは主演俳優としてだけでなく、脚本家、プロデューサーとしてもシリーズに深く関与。ディズニーの傘下で作られる初の「デッドプール」となる本作は、シリーズの新たな転機となりそうだ。

 「デッドプール&ウルヴァリン」は7月26日から全国公開。

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