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「YOLO 百元の恋」脅威の肉体改造模様を収めたメイキング映像を特別公開 エンドロールでもらい泣きが続出!

映画.com 2024年7月24日 12時0分

 「百円の恋」(14)をリメイクし、世界累計興収約740億円を超える大ヒットを記録した中国映画「YOLO 百元の恋」(公開中)のメイキング映像が披露された。主人公を演じたジャー・リンが脅威の肉体改造に挑む姿がとらえられている。

 本作は、「こんにちは、私のお母さん」(21)で初監督・脚本・主演を務めたジャー・リンが、「百円の恋」の安藤サクラに感銘を受けたことを契機に、中国の映画会社が東映グループにリメイクをオファー。今作でもジャー・リンが監督・主演を務め、超過酷なトレーニングを敢行して役に挑んだ。中国ではリメイクされた日本映画の最高興行収入記録を大幅に更新。最終興収は約35億元(約730億円)を超え、アメリカを含む世界累計興行収入は約740億円超の大ヒットを記録した。

 ジャー・リン扮する主人公ローインは、32歳の無職で、実家に引きこもる筋金入りの怠け者。実家に出戻ってきた妹との大喧嘩をきっかけに実家を出ることになり、人生初の一人暮らしに挑戦することに。偶然出会ったボクサーのハオ・クンに一目惚れし、彼がトレーナーを務めるボクシングジムに通いはじめるが、彼はローインの前から姿を消してしまう。全てを失ってしまった彼女は、「一度は勝ってみたい」とボクシング大会への出場を決意し、超過酷なトレーニングに挑んでいく。

 7月5日に封切られた本作は、SNSや映画レビューサイトを中心に絶賛の声が続出。監督・主演を務めたジャー・リンは、撮影前に20kgも体重を増やし、撮影と並行して50kgを減量。エンドロールではジャー・リンが実際にトレーニングする様子が流れ、本編を鑑賞した観客からは「CGや特殊メイクだと思っていたら、本当に痩せていた!」「エンドロールに感動してもらい泣きした」「まるで主演ジャー・リンのドキュメンタリー。熱い魂に胸打たれた」などのコメントが寄せられている。

 特別映像では、ジャー・リンが過酷なトレーニングに挑む姿をとらえたメイキング映像の一部を公開。雄叫びをあげながら走りこむ姿や、マシーンを使用したトレーニングシーンに加えて、「こんなの5秒も続かない」と弱音を吐く様子や、追い込み過ぎて倒れ込む姿も収められ、汗の量や表情からは本作製作におけるジャー・リンの覚悟が伝わる。

 「YOLO 百元の恋」は新宿バルト9ほかで公開中。

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