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【衝撃50連発!】「スター・ウォーズ アコライト」全話、あらすじネタバレ振り返り

映画.com 2024年7月24日 12時0分

 人気SF映画シリーズの新たなオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ アコライト」が、ついに最終話を迎えた。世界同時配信されるや、2024年にディズニープラスで配信されたシリーズ作品の初回エピソードとして、最高成績をおさめた本作は、これまでの「スター・ウォーズ」になかったサスペンス要素も高く評価されていた。

 実際、エピソードを重ねるなかで、予想できない展開と、次々に明かされる驚きの事実が、視聴者を魅了。最新話が配信されるたびに、ファンによる熱い考察が繰り広げられた。そこで、全8話のあらすじと、各回の“衝撃ポイント”計50個をご紹介。「スター・ウォーズ アコライト」をめぐる謎の数々を振り返る。

【作品概要】

 「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」の約100年前、ハイ・リパブリックと呼ばれる平和なジェダイ黄金期を舞台に、ダークサイドが忍び寄り、シスが台頭する過程を描き、脈々と続く壮大な光と闇の戦いの“原点”に迫るハードアクションスリラーだ。

 帝国誕生の100年前、ジェダイ・オーダーと共和国は、何世紀も平和を謳歌していたが、銀河の暗い片隅で、少数の者がフォースの扱い方を密かに会得。そのなかのひとりが、孤独な暗殺者として、復讐の機をうかがっていた。そして、あるジェダイが殺害される事件が発生。真相を追うジェダイ・マスターのソルは、かつての弟子だった謎の主人公メイと対峙し、巨大な闇に立ち向かうことになる。

 ※以下、「スター・ウォーズ アコライト」シリーズのネタバレとなる箇所がありますので、未見の方は十分にご注意ください。

●第1話「失って/見つけて」

 ジェダイ・マスターであるインダーラ(キャリー=アン・モス)の前に突如現れたのは、復讐に燃える暗殺者のメイ(アマンドラ・ステンバーグ)。額に刻まれた紋様を見て、彼女の正体を察知したインダーラは「戦う理由はない」と告げるが、聞く耳を持たないメイの猛攻を受け、命を絶たれる。一方、通商連合の船でメカニックの仕事をしているオーシャ(ステンバーグ/二役)は、容疑者と同じ顔だという理由で、インダーラ殺害の容疑者として、かつての同僚であるジェダイ・ナイト、ヨード・ファンダー(チャーリー・バーネット)によって身柄を確保される。

 数年前まで、ジェダイの修行を積んでいたオーシャ。そのマスターだったソル(イ・ジョンジェ)は、親交の深かったインダーラの暗殺、そして、容疑者が元パダワンのオーシャであることに激しく動揺するが、「何かの間違いだ」と信念をもって断言する。実際、オーシャは真犯人ではなかった。一方、ジェダイ暗殺を遂行したメイは、赤いライトセーバーを手にした謎の人物のもとを訪ねる。その人物は「ジェダイは武器では死なない。アコライトなら武器を持たずに、ジェダイを殺せる。彼らの夢を殺せる」と、メイに教えを授ける。ふたりは、シスの暗黒面における師弟関係なのか――?

【衝撃:01】開始5分で、ジェダイが暗殺されてしまう!
【衝撃:02】主人公のメイとオーシャは、生き別れの双子!
【衝撃:03】早速、ボスキャラ的存在が登場!
【衝撃:04】アコライトは“侍者”を意味していた。

●第2話「復讐/正義」

 メイの次なる暗殺のターゲットは、オレガ星のジェダイ聖堂でこの10年、“バラシュの誓い”と呼ばれる沈黙の苦行を続けているジェダイ・マスターのトービン(ディーン=チャールズ・チャップマン)。一度は失敗に終わるも、協力者のカイミール(マニー・ハシント)が提供した毒薬で、トービンは命を落とす。その際、トービンは「許してくれ。正義だと思っていた」という言葉を遺し、本人の意思で毒薬を飲み干した。メイに対する謝罪とも受け取れる“遺言”の真意とは? 情報をキャッチし、聖堂に駆けつけたオーシャやソルは、一歩遅れてトービンの保護に失敗する。

 ここで浮かび上がったのが、メイのターゲットだ。実は、殺されたインダーラとトービン、そして、ウーキー族のジェダイであるケルナッカ(ヨーナス・スオタモ)とソルの4人は16年前、メイとオーシャの故郷である惑星ブレンドクに、ある目的で滞在していたのだーー。やがて、メイが姿を現し、張り込んでいたソルとの一騎打ちが幕を開けた。「妹は死んだ」と絶叫するメイだったが、そんな彼女の目に飛び込んできたのが、長年死んだと思っていた妹・オーシャの姿だった。互いの動揺が交差するなか、メイは逃走し、カイミールとともにケルナッカが暮らす惑星コーファに向かった。

【衝撃:05】ふたり目のジェダイ犠牲者、自らの意思で死を選ぶ。
【衝撃:06】メイの暗殺ターゲットに、ソルも含まれていた。
【衝撃:07】生き別れていたメイとオーシャが16年ぶりに再会。
【衝撃:08】ウーキー族のジェダイが、実写作品に初登場!

●第3話「運命」

 果たして、16年前に惑星ブレンドクで何があったのか? 本エピソードは主人公であるメイとオーシャの幼少期にさかのぼり、“悲劇”が描かれる。当時、ブレンドクは、マザー・アニセヤ(ジョディ・ターナー=スミス)が統治する魔女たちのコミュニティであり、そこに暮らす“唯一の子ども”であるメイとオーシャは、アセンションと呼ばれる儀式を控えていた。メイは魔女になることを受け入れていたが、一方のオーシャは、外の世界に憧れを抱き始めていた。儀式が始まると、まずはメイの額に魔女の紋章が刻まれるが、オーシャの番になると、招かれざる客が姿を現した。

 彼らこそが、ある目的でブレンドクに滞在していたジェダイ騎士のインダーラ、トービン、ケルナッカ、ソルの4人だった。姉妹にフォースの資質があると察知し、ふたりを訓練させるために引き取りたいと申し出てきたのだ。厳格な戦士であるマザー・コリル(マルガリータ・レビエバ)ら、仲間たちは反発するが、マザー・アニセヤは本人の意思を尊重すると決め、オーシャは故郷を離れる決意する。しかし、納得できないメイは、魔女の砦に火を放ち、一族は全滅。間一髪、救助されたオーシャは、故郷を離れ、ソルのパダワンとしてジェダイの訓練を積むことになった。

【衝撃:09】メイとオーシャは、魔女になるべく育てられていた。
【衝撃:10】メイとオーシャ以外、子どもは存在しない。なぜ?
【衝撃:11】メイの額の紋章は、魔女の証だった。
【衝撃:12】メイが起こした火事で、魔女たちは全滅した。
【衝撃:13】そもそも、ジェダイはなぜブレンドクに滞在していた?

●第4話「昼」

 メイは、ガイド役のカイミールとともに、惑星コーファーに到着していた。目的は、森林地帯に隠れ住んでいるケルナッカの居場所を突き止め、暗殺するためだ。一方、コルサントでは、ジェダイ・オーダーのリーダーであるマスター・ヴァーネストラ(レベッカ・ヘンダーソン)が、メイによるジェダイ殺害を評議会に報告せずに、秘密裏に処理する決定を下す。メイの暗躍の裏に、より大きな陰謀を感じ取っているようだ。ソルはオーシャに再び協力を要請し、ヨード、ジェキ(ダフネ・キーン)らジェダイ精鋭部隊とともに、メイの3度目の凶行を止めるべく、コーファーに旅立った。

 メイの心は、オーシャの生存によって、大きくかき乱されることに。マスターの教えの下、ジェダイに復讐することにどんな意味があるのか? 心境に変化が訪れたメイは、カイミールを置き去りにし、ケルナッカに保護してもらうことを選んだ。ところが、ようやくたどり着いたケルナッカの隠れ家で、メイが目にしたのは、無残にもライトセーバーで攻撃されたケルナッカの遺体だった。「マスターがここにいる」。そう直感したメイ、そして殺害現場に駆けつけたオーシャやソル、ジェダイ騎士たちの前に、不気味なマスクをかぶり、赤いライトセーバーを手にしたマスターが姿を現した。

【衝撃:14】ヴァーネストラは、メイの存在が巨大な陰謀のピースに過ぎないと勘づいている様子。
【衝撃:15】メイ、急速に心変わり。
【衝撃:16】ケルナッカの家に、魔女のシンボルが刻まれている理由は?
【衝撃:17】ケルナッカ、戦闘シーンもないまま、無残に退場。
【衝撃:18】鼻をクンクン、追跡担当のバジルがかわいい!

●第5話「夜」

 圧倒的な力で、次々とジェダイを葬るマスクの男は、オーシャにも牙をむいた。間一髪、その攻撃を阻止したソルは、ついにマスクの男との一騎打ちに挑む。正体を暴きたいソルだが、マスクの男からは思いもよらぬ言葉が返ってきた。「俺を覚えてないのか」。一方、ケルナッカのライトセーバーを奪ったメイの前には、ジェキが現れ、ここでも一騎打ちが幕を開ける。そして、ジェキはメイを捕捉するが、今度はマスクの男がジェキを襲撃。激しい攻防の末、ジェキは男のマスクを割ることに成功した。マスクの男の正体――、それはメイの協力者で、置き去りにされたと思われたカイミールだった!

 その場に衝撃と緊張が走るのも束の間、カイミールはジェキを殺害。さらに、応援に駆け付けたヨードも、首の骨を折られ、殺される。「名を名乗れ」(ソル)、「名などない。お前たちジェダイは、シスと呼ぶかもな」(カイミール)。さらにカイミールは、力を発揮する自由と、自分の教え子(アコライト)がほしいと明かす。悲劇の連鎖がもたらす混乱のなか、メイはフォースでオーシャを気絶させると、長い髪を切り落とし、妹になりすまして、ソルのもとへ。ソルはその正体に気づいていない様子だ。かたや、カイミールは、気絶したオーシャに手を差し伸べるのだった。

【衝撃:19】ソルは、過去にマスクの男と出会っていた?
【衝撃:20】マスクの男の正体は、なんとカイミールだった!
【衝撃:21】カイミールが若きジェダイ、ジェキとヨードを殺害!
【衝撃:22】ソルには、オーシャに隠さなければいけない秘密が?
【衝撃:23】カイミールの口から、ついに“シス”という言葉が初登場。
【衝撃:24】メイ、オーシャのことを「ジェダイに洗脳された」と批判。
【衝撃:25】メイ、オーシャに「ジェダイは故郷を侵略した」と語る。
【衝撃:26】カイミール、オーシャの脇腹の傷を治癒。ひょっとして、フォース?
【衝撃:27】メイとオーシャ、入れ替わった状態で次回エピソードへ!

●第6話「指導/堕落」

 オーシャは、未知なる惑星で目を覚ます。名前をカイミールと偽っていたシスの“ストレンジャー”は、敵意をむき出しにするオーシャを、言葉巧みに操ろうとする。一方、メイはソルの宇宙船に乗り、コーファーを脱出。ソルは彼女のことを、オーシャだと思い込んでおり、さらにコーファーでの惨劇にひどく心を痛め、ジェダイとは思えないほどに感情をあらわにする。しかし、あるトラブルがきっかけとなり、ソルはようやく、同じ宇宙船に乗っているのはオーシャではなく、メイだと気づき、彼女を拘束。そして、16年前、ブレンドクで起こった事件の真相を語り始めた――。

 同じ頃、マスター・ヴァーネストラは、ジェダイ騎士たちを引き連れて、惨劇の現場となったコーファーに降り立つ。パダワンのひとりであるモグ・アダナ(ハリー・トレバルドウィン)は、ライトセーバーで討たれた仲間たちを見て、闇落ちしたソルによる殺害ではないかと推測するが、ヴァーネストラは別の可能性を示唆。オーシャとストレンジャーの間には、いまだ緊張感が漂うが、ストレンジャーによって、潜在意識に眠る負の感情を徐々に掘り起こされるオーシャは、ついに、感覚を遮断する金属コルトシス製のマスクをかぶり、フォースの未知なる側面に触れることになる。

【衝撃:28】ストレンジャー、自分は元ジェダイだとオーシャに明かす。
【衝撃:29】ストレンジャーの背中に、鞭で打たれたような傷跡が!
【衝撃:30】鞭といえば、マスター・ヴァーネストラの武器がライトウィップ(鞭)だけど、まさか?
【衝撃:31】未知なる惑星の風景が、「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」に登場する水の惑星オク=トーにそっくり!
【衝撃:32】ストレンジャーが、オーシャに「自由になれ」と語る意味は?

●第7話「選択」

 16年前に発生したブレンドクでの火災を、メイとオーシャの記憶から描いた第3話「運命」と対を成す形で、このエピソードでは、ジェダイの視点から、あの日実際に起こった惨事が明らかになる。そもそも、インダーラ、ソル、トービン、ケルナッカが、辺境のブレンドクに来た理由は、そこに存在する可能性があった“フォースの集中”を調査するためだった。その過程で、ソルは魔女のコミュニティと、そこに強いフォースを持つメイとオーシャがいることを知り、ジェダイの試験を受けさせようとしたのだ。特に、ソルはオーシャを自分の弟子にすることに、強いこだわりを抱き始める。

 第3話で描かれた通り、魔女の砦では大規模な火災が発生。ホームシックが原因で暴走するトービン、彼を止めようとするソルは砦に侵入し、マザー・アニセヤらと対峙するが、彼女の魔法を攻撃だと判断したソルは、彼女の命を奪う。あろうことか、メイの目の前で――。ジェダイと魔女たちの壮絶な戦いの末、魔女たちは全滅。崩壊寸前の砦では、奈落の底に落ちそうなメイとオーシャ、どちらか一方だけを救う“選択”がソルに突き付けられる。ソルが選んだのは、オーシャ。メイは傾いた通路から滑り落ち、姿を消す。全ての悲劇は、ジェダイが魔女に干渉した結果だったのだ。

【衝撃:33】死滅した惑星だと思われていたブレンドクは、実際には緑が溢れる場所だった。
【衝撃:34】その理由は“フォースの集中”がブレンドクにあったから?
【衝撃:35】メイとオーシャの血液サンプルは、数値が全く一緒!
【衝撃:36】それは彼女たちが双子ではなく、「ひとつの意識をふたつに分けた存在」であることを意味していた。
【衝撃:37】魔女たちを全滅させた原因は、火事ではなく、ジェダイとの戦いだった。
【衝撃:38】ソルとオーシャが、長年「メイは死んだ」と思っていた理由が判明。
【衝撃:39】ソルは、全てを評議会に報告すべきと主張するが、インダーラは「全ての原因は、メイが起こした火事」だと事実をねつ造する。

●第8話「アコライト」

 ソルは、メイとオーシャが双子ではなく、魔女の“フォースの集中”によって人為的に作り出された存在だと信じ、そのことをメイに伝えようとするが、隙を突いてメイは脱走。ふたりはドッグファイトを繰り広げた末、ブレンドクに不時着した。一方、オーシャは「メイがソルを殺す」という未来のビジョンを見たため、それを止めようと、ストレンジャーとともにブレンドクを目指す。ふたりを乗せた宇宙船が飛び立つ様子を、洞窟の岩陰から、不気味な影のような人物が覗き込んでいた。こうして、ソルとメイ、オーシャとストレンジャーが、廃墟と化した魔女の砦で一堂に会した。

 メイは、ソルを暗殺するのではなく、最高評議会で罪を証言させようと決断。しかし、いままでソルが隠していた忌むべき事実の数々を知ったオーシャは、感情をコントロールできなくなり、暗黒面の力を覚醒させ、ソルを窒息死させる。オーシャは、ストレンジャーの下、ジェダイではなく、シスとして修行を積むことを決意。メイは、容疑者として追われることを避けるため、ストレンジャーによって、8歳以降の記憶を消去される。その結果、マスター・ヴァーネストラは、一連のジェダイ暗殺事件が、ソルの犯行だったと虚偽の報告をするのだったーー。

【衝撃:40】不気味な人物の正体は、パルパティーン皇帝の師であるダース・プレイガス?
【衝撃:41】意外な人物から、名ゼリフ「フォースとともにあらんことを」が。
【衝撃:42】ソルvs.ストレンジャー、本作屈指の一騎打ちで火花!
【衝撃:43】最後の最後まで、自らの過ちを認めようとしないソル。
【衝撃:44】メイではなく、オーシャが、ソルの命を奪った。
【衝撃:45】ソルのライトセーバー、オーシャが握ると、なんと赤色に変化!
【衝撃:46】ストレンジャー/カイミールは、マスター・ヴァーネストラの元パダワンだった。
【衝撃:47】マスター・ヴァーネストラ、死んだソルの耳元で「友よ、ごめんなさい」。
【衝撃:48】そして、ソルを“犯行後に自殺した”暗殺事件の犯人に仕立て上げる。
【衝撃:49】最後の最後に、ヨーダが登場!!!
【衝撃:50】というわけで、「シーズン2製作、ほぼ確定では?」と思える結末だった。

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