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ドリームワークス最新作「野生の島のロズ」ティザービジュアル&新場面写真公開 「天空の城ラピュタ」のロボット兵が指針に

映画.com 2024年7月26日 12時0分

 「シュレック」や「ボス・ベイビー」「ヒックとドラゴン」シリーズのドリームワークス・アニメーション最新作「野生の島のロズ」のティザービジュアルと新たな場面写真が公開された。

 本作は、野生の島で起動した最新型アシストロボットの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語。原作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる「野生のロボット」シリーズ。2016年に出版された「野生のロボット」はニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで1位を獲得したほか、チルドレンズ・チョイス・アワードの年間最優秀イラストレーター賞や、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞等を含む数多くの文学賞を受賞した。

 監督・脚本は、「リロ&スティッチ」や「ヒックとドラゴン」などを手掛けたクリス・サンダース。サンダース監督は、ロズのキャラクターデザインについて宮崎駿監督作「天空の城ラピュタ」のロボット兵を指針にしていると明かす。より感情移入のできるロボットにするため「ロズのすべては彼女のふるまいや動き、瞳から感じ取れるようにしたかったんです」と話し、「目も100%機械でありながら、とても表情豊かなものにしようと努力を重ねた部分です」とシンプルだからこそ強さのあるデザインにしたと語っている。

 製作は、「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」「カンフー・パンダ」シリーズのジェフ・ハーマン。本国声優キャストには、ロズ役のルピタ・ニョンゴをはじめ、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・シュウらが参加している。

 嵐の夜、人間をサポートするプログラムがインストールされた最新型アシスト・ロボットが入った箱が、無人島に流れ着いた。「私はROZZUM(ロッザム)7134、ロズと呼んでください」「ご用件をどうぞ」。誰もいない大自然の中で、起動したロズは命令を求め歩き出す。島の動物たちからは怪物呼ばわりされ、大自然を孤独にさまようロズ。誰からも命令されない、過酷な野生の島では、ロズに組み込まれたプログラムは通用しない。しかしある日、ひとつの“小さな出会い”をきっかけに、ロズに思いもよらない変化の兆しが現れ始める。

 場面写真には、野生の島で目覚めた瞬間のロズをはじめ、ロズを母親だと思ったガンの赤ちゃんにおでこをタッチされて赤らむロズの姿や、美しい自然の中で出会う蝶の大群、夕焼けのなか遠くを見つめるロズの後ろ姿が切り取られている。

 ティザービジュアルには、木漏れ日に佇むロズの姿がとらえられ、その肩にはまだ生まれたばかりのガンの赤ちゃんがとまり、周辺にはキツネやアライグマ、鹿の親子などの動物たちの姿も確認できる。

 「野生の島のロズ」が2025年2月7日より全国公開。

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