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人見知りのチェ・ジョンヒョプを、キム・ソヒョンがリード!?  「偶然かな。」インタビュー&場面写真

映画.com 2024年7月27日 18時0分

 「Eye Love You」のチェ・ジョンヒョプが主演を務め、「恋するアプリLove Alarm」のキム・ソヒョンが共演するドラマシリーズ「偶然かな。」のインタビューと場面写真がお披露目された。出会った当初、人見知りのチェ・ジョンヒョプを、キム・ソヒョンがリードしているなど、裏話がたくさん飛び出した。

 本作は、連載開始から終了まで評点9.9を獲得した人気ウェブトゥーンを映像化するもの。弱虫で不器用、だが愛おしい初恋から10年後、再会を果たした男女の新たなロマンスを描く、胸キュン必至のラブストーリーだ。少年少女の甘酸っぱい初恋が、29歳になって再び動き出し、自らの運命を探す姿が描かれる。

 カン・フヨン(チェ・ジョンヒョプ)は、アメリカ本社でファイナンシャルプランナーとして働き、その端正なルックスと聡明さで、簡単に成功を手に入れる人生を歩んできた。仕事に恋愛に順風満帆な日々を送ってきたフヨンだが、10年ぶりに帰ってきた韓国で、高校の同級生イ・ホンジュ(キム・ソヒョン)と再会。時が経っても変わらず奇抜で面白く、あたたかいホンジュの人柄に触れたフヨンは、いつの間にか忘れていた“あの頃”の感情を思い出し、度重なる偶然のなかで、互いに運命的な存在だと気付いていく。

(以下、チェ・ジョンヒョプとキム・ソヒョンのインタビュー)

――原作ウェブトゥーンはお読みになりましたか? 原作との違い、ドラマならではの魅力、出演の決め手を教えてください。

キム・ソヒョン:作品が決まってから、原作は読ませていただきました。ドラマとの違いについては、基本的なキャラクターや関係性はそのまま持ってきているんですが、このドラマは8話で構成されているので、ストーリーなどちょっと肉付けされたところがあるんです。

キム・ソヒョン:そして、台本を読んで久しぶりにこんなに胸がときめいて、また甘酸っぱい感情がすごく心地良くて(チェ・ジョンヒョプが嬉しそうな笑顔を見せる)。こんなにかわいらしい作品を撮っておくと、後々にも良い思い出になるんじゃないかなと思って、今回喜んでやらせていただきました。

――日本で爆発的人気を博した「Eye Love You」に続くロマンス作品への出演ですが、本作のカン・フヨンというキャラクターについて、また役づくりで準備したことがあれば、お聞かせください。

チェ・ジョンヒョプ:カン・フヨンの役どころは、ちょっと感情の表現に不器用なタイプなんです。それでちょっと素っ気なく見えたり、ちょっと冷めたように見えがちなキャラクターなので、表現するのが難しかったんですが、そういった部分を意識して演じようとしました。

――10代の頃の初恋から、10年の時を経ての恋心を描いていますが、ホンジュというキャラクターについて、教えてください。また、ホンジュとして物語を通して伝えたいこと、見どころをお聞かせください。

キム・ソヒョン:ホンジュというキャラクターは、すごく明るくて無邪気なタイプなんです。傍から見るとちょっとまだ世間知らずなんじゃないかなと思われるほど。フヨンが10年ぶりに再会して、「あなたは、全然変わってないね。相変わらずだね」と言われるほど、彼女は歳は取ったんですが、10代のままですね。まだちょっと大人になり切れていない面もあるんじゃないかなと思います。

キム・ソヒョン:そんな彼女は明るく振る舞っていますが、痛みを抱えている部分があるんです。彼女の内面の成長にもぜひ期待していただきたいなと思います。とても愛情というか、情に厚い人ですが、それでも恋に踏み切るには、奥手っていうんですか。なかなか踏み切れないような、そういった人たちを代表するような役どころなんじゃないかと思います。

(チェ・ジョンヒョプ、キム・ソヒョンが答え終わると笑顔で拍手し、キム・ソヒョンが照れた笑顔を見せる)

――フヨンは成功者として、順風満帆な人生を送っていますが、初恋の人との出会いから変化していきますね。台本を読んでどう思われましたか。また、ご自身との類似点はありますか?

チェ・ジョンヒョプ:おっしゃっていただいたように、フヨンのそういった姿に興味を覚え、新鮮さを感じたんです。彼の変化をどういう風にうまく表現できるのか、そこに興味を持っていて、僕もすごくドキドキしながら、台本を読んで演じようとしました。自分と似ているところは、表現するのがちょっと不器用なところなんじゃないかなと思います(はにかんだ笑顔を見せる)。

――おふたり、それぞれに質問です。お互いへの印象と、共演した感想を教えてください。

(質問された瞬間、ふたりとも嬉しそうに大きな笑顔を見せて、顔を見合わせる)

キム・ソヒョン:ジョンヒョプさんは、初めてお会いした時は、すごく人見知りでいらっしゃって、ほとんど何もおっしゃらなかったんですね。私もけっこう人見知りするタイプなんですが、そんな自分がリードするほど、私の方がいろいろと質問を投げかけるぐらいでした(笑)。でも、だんだん打ち解けていくと、笑う方ですし、またいろいろなイタズラもされる方で、現場の雰囲気をとても明るく作ってくださったんです。時間が経って、けっこう仲良くなれました。

チェ・ジョンヒョプ:僕も似たようなところですね。彼女にも話したんですが、最初は実は芸能人だ……!という感じで見ていたんです(笑)。最初の初顔合わせや、読み合わせの時も、僕としてはこの方は、どういう性格の方かなと、様子を見たところもあります。イメージとけっこう違っていて、とても明るくて、また、とてもポジティブなところが多い方なんです。現場でもそのおかげで、とても楽しくやらせていただきました。いろいろな会話もできました。最初と違って、あとでは仲が良く楽しくやらせていただきました(ふたりで顔を見合わせて笑う)。

――撮影現場の雰囲気がとても良かったようですが、撮影のなかで1番記憶に残るエピソード、感動したエピソードを教えてください。

チェ・ジョンヒョプ:記憶に残るエピソードや感動した瞬間を、あえてひとつ選ぶことがとても難しいんです(笑)。今回は、10年前とその後が出る設定なので、僕たちは制服を着て撮影もしていますし、いろいろなロケーションでも撮影をしたんです。大人になったあともそうなんですが、学校の正門前で撮影した時のエピソードや、あと家で撮影した時のエピソードなど、本当に楽しくてですね。面白いエピソードがたくさんありすぎて、ひとつを選ぶことは難しいんです(笑)。(一緒に頷いて笑うキム・ソヒョンに向けて)そうでしょ?

チェ・ジョンヒョプ:面白いエピソードというより、ちょっと印象に残っているシーンなんですが……。予告編にもありますが、バスで登校している僕が、居眠りしているホンジュを起こして校門の前まで歩いていくシーンです。そこが1番印象に残っています(笑)。

 「偶然かな。」(全8話)は、ディズニープラスの「スター」で、7月30日から独占配信。初回4話が配信され、以降は毎週月曜・火曜に1話ずつ配信される。

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