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眞栄田郷敦、高橋文哉ら「ブルーピリオド」キャスト陣、現役美術学生から熱烈歓迎!

映画.com 2024年8月1日 16時0分

 眞栄田郷敦主演で、山口つばさ氏の人気漫画を実写映画化する「ブルーピリオド」の公開直前イベントが8月1日、女子美術大学 杉並キャンパスで行われ、主演の眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりがサプライズで登場した。

 本作は、空虚な毎日を送っていた男子高校生が情熱だけを武器に美術の世界に本気で挑む姿を描いた青春ドラマ。本作の公開を目前に控え、本作のロケ地としても使用された同キャンパスに通う現役の美術学生たちと美術(アート)について語るイベントが行われることとなった。

 会場には約130人の美術を志す高校生たちが来場。この日は“製作陣を迎えたトークショー”とだけしか知らされていなかっただけに、客席の背後に4人のキャスト陣がいることに気付くと大歓声。ステージに登壇しても興奮冷めやらぬ状態で、とりわけ桜田の人気が非常に高く、一挙手一投足に「かわいい!」という声援が送られていた。

 同キャンパスでの撮影について眞栄田が「らせん階段で(板垣演じる)世田介が去ろうとするところを呼び止めるシーンがありましたし、大場先生(江口のりこ)の教官室みたいなのもここだったんですけど、あそこは世田介としっかりと面と向かってする芝居だったので、監督も含めて3人で話し合う時間も多くとって。グッと縮まったようなシーンだった印象がありますね」と振り返ると、板垣も「そこは世田介にとっても大切なシーンでした。ちょうど1年前、今日みたいな暑い日に撮影していたなというのを思い出しました」と続けた。

 キャスト陣が本作に挑むにあたり、実際に自身で絵を描いたことも特色となっている。この日のイベントの前には、同大教諭と一部生徒たちが、4人のキャスト陣と共同製作していたという、映画をイメージした青の絵画を生披露。眞栄田が「楽しかったですね。久しぶりだったので、ものすごく集中しました。(生徒たちとは)色のつくりかたとか、ここはこうですかねといったアドバイスをもらいながらやりましたね」と振り返ると、高橋も「本当に集中していて。言葉を忘れるくらい。気付いたら息が切れているような時間でした」と続けた。

 客席の学生たちからキャスト陣に直接質問を投げかけるコーナーもあり、「同じ美術をやっている身として、ものすごく心が震える作品で。共感するところがたくさんありました」「これを機に美術についてもっと知ってもらえそうだなと思いました」「八虎が絵を好きになるシーンが最高でした。わたしも心がズギャンとくるときは、あんな風に浮いているような溶けているような感覚になるので、すごく共感しました」「日々努力して、ちゃんと自分の夢に向かっている姿がとてもカッコいいなと思いました」といった感想が次々と寄せられた。

 実際に美術に全力を注ぐ現役の学生たちと交流したキャスト陣は、口々に「貴重な経験でした」とコメント。眞栄田も「皆さんの感想だったり、それぞれの視点や感覚の話を直接聞くことができたので、僕らもパワーをもらえましたし、公開まであと1週間なんですが、自信を持って8月9日の公開を迎えたいなと思いました。皆さんも広めてください」と呼びかけた。

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