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「悪役令嬢転生おじさん」井上和彦&M・A・Oが主演 亜細亜堂が制作、監督は竹内哲也

映画.com 2024年8月5日 9時0分

 テレビアニメ「悪役令嬢転生おじさん」の主演を井上和彦とM・A・Oが務めることが決定した。メインスタッフも発表されており、ティザーPVとティザービジュアルが公開されている。

 アニメや特撮ヒーローが好きで妻子と平凡な生活をおくっていた屯田林憲三郎役を井上、憲三郎が転生した姿であるグレイス・オーヴェルヌ役をM・A・Oが担当する。

 原作は上山道郎氏が「月刊ヤングキングアワ-ズ GH」(少年画報社刊)で連載中のファンタジーコメディ漫画。52歳の真面目な公務員・憲三郎は交通事故にあい、乙女ゲーム「マジカル学園ラブ&ビースト」の世界へと転生し、主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢キャラクターのグレイスになってしまう。憲三郎は本来のグレイスのように悪役らしく振る舞うことを決意するが、包容力ある親目線の発言と、庶民的な言動を優雅に変換する能力「優雅変換(エレガントチート)」によって、ゲームの攻略対象であるイケメンたちを含めた多くの人たちから慕われてしまう。原作単行本は最新第7巻が8月5日に発売。

 監督に「ソードアート・オンライン アリシゼーション」でアクション作画監督などを務めた竹内哲也を迎え、シリーズ構成を「俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~」の入江信吾、キャラクターデザインを「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」の松苗はる香が担当。アニメーション制作を「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」の亜細亜堂が担う。

 ボイス付きのティザーPVは、憲三郎が事故にあってゲームの世界へと転生するシーンからスタート。自身の境遇に戸惑いながらも、悪役令嬢として振る舞うグレイス(憲三郎)の姿が収録されている。ティザービジュアルには、バラが咲き誇る優美な空間で、鏡写しのダンスポーズを決める憲三郎とグレイスの姿が描かれている。

 また、放送局も明らかになった。2025年1月から、MBS/TBS系28局のアニメ枠「スーパーアニメイズム TURBO」内で全国同時放送。

 キャストからのコメント全文は以下の通り。

【井上和彦(屯田林憲三郎役)】

Q1.本作品の印象を教えてください。
斬新ですねー! 設定を聞いただけで笑ってしまいました。
サラリーマンのおじさんが転生した先が……本当、原作の上山道郎先生、天才です!
個人的にハマったのは“エレガントチート”。憲三郎→グレイス、この変換。毎回うなってしまいます(笑)。

Q2.憲三郎の印象と演じるうえでの意気込みを教えてください。
いや、そりゃ気合い入りまくりです。
純粋でまっすぐなおじさんが素直に出せたらと思います。
でも、このおじさん、よく考えたら僕よりずーーっと若いんですよね。
なので、おじさんおじさんと考えずに真っ直ぐに演じたいと思います(笑)。

【M・A・O(グレイス・オーヴェルヌ役)】

Q1.本作品の印象を教えてください。
笑いのなかに、人間関係における大切な教えも詰まっている素敵な作品だと感じました。
タイトル通り、乙女ゲームの「悪役令嬢」×異世界転生した「おじさん」というミスマッチが面白く、憲三郎さんの社会人スキルが周囲に良い影響を与えていく様子や、たびたび発動する親目線は、読んでいて心が温かくなりました。

Q2.グレイスの印象と演じるうえでの意気込みを教えてください。
中身である憲三郎さんの人柄によって、とてもチャーミングなお嬢様として描かれていると感じました。
悪役に徹するつもりが、結果的に好感度がアップしてしまう! というコミカルな部分を意識しつつ、“エレンガントチート”で表現される優雅で気品のある雰囲気や、本来の高圧的な悪役令嬢グレイス様とのギャップもしっかりお届けできるよう、精一杯演じさせていただきます!

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